【ラウェイ】日本勢、ミャンマー選手に勝利ならずも、初のヘビー級マッチでは豪州レスラーに勝利
▼第2試合 100kg契約 3分4R判定なし
○YABU(心武館/日本)
TKO 3R53秒 ※通算4度のダウン
●ハートリー・ジャクソン(オーストラリア)
ミャンマーラウェイでこれまで記録にないと言われる100kg契約の一戦が日本で実現。現在プロレスラーとしてZERO.1を主戦場にするハートリー・ジャクソンと空手家のYABUが対戦した。共にラウェイ初参戦、ジャクソンはプロレスラーらしく雄叫びを上げながら入場した。
1Rのゴング開始からジャクソンはパンチの連打でYABUをロープに追い詰める。両腕でガードし、亀になったYABUに腰まで入ったパンチを放なてず、逆にYABUがコーナーまで追い上げ、激しい頭突き戦となる。先に切れたのは、YABUの右目下だった。なんとか試合が続行されると、空前の頭突きの我慢比べに場内が沸いた。
2Rに切れたのはYABUの額。これも深刻だったが、なんとか試合は続行。セコンドからひとまずタイムが入った。頭突き合戦で両者の顔は血まみれだったが、限界を見せ始めたのは、ここまでチェックなしのジャクソンだった。
3R、YABUの右ローキックが入り始め、ジャクソンの足がダメージで棒になったところでYABUがパンチを連打。するとうずくまる形でロープダウン。
ダメージは特に蓄積しており、今度は右ローでもう1度ダウンすると、ジャクソン本人からタイムを入れるようセコンドに指示を入れる。2分のタイムからの再開後、トドメのYABUの右ローキックで計4度のダウンで試合終了の規定に達した。
▼第1試合 60kg契約 3分4R判定なし
△ハン・ターワディ・ター(ミャンマー)
ドロー ※時間切れ
△真虎斗 a.k.a BASTA (TEAM BASTA/日本)
“豊富なストリートファイト”といった表現でキャリアを紹介をされたラウェイ初参戦の真虎斗に対するターワディは、ラウェイで実績が少ない若手だが、いざリングに上がると縦横無尽に飛び回って攻撃をしかけ、真虎斗に未知なる競技の洗礼を浴びせる。グローブなしのパンチで真虎斗を動揺させた感はあったが、2回に入ると真虎斗が調子を上げる。
右のストレートパンチと右ローを打ち分ける形で、ターワディを劣勢に立たせた。2回の終了直前には、胴回し回転蹴りを放つなど、固さはすっかりほぐれた様子。
3回、真虎斗の攻撃が金的に入ると、ターワディが思わずたじろいだところへ、真虎斗が左右フックを当ててダウンを奪う(ラウェイでは金的への加撃も偶然なら許される)。
再開後の攻防でも、レフェリーが割って入ったスキに真虎斗の放ったパンチでターワディはふらつき、セコンドからタイムが入った。この再開後も真虎斗はターワディの顔を跳ね続け、KOチャンスをつかんだ。
しかし最終回、やや力んでしまったこともあって、強振するも倒しきれず、制限時間切れで引き分け扱いとなった。
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