【ホーストカップ】大石駿介がISKA世界王座を奪取、アーネスト・ホーストも絶賛
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トファネリ（左）を圧倒した小川（右）
▼ダブルセミファイナル 第8試合 HOOST CUP ルール 64kg契約 3分3R延長1R
〇小川 翔（OISHI-GYM/WBCムエタイ日本統一ライト級王者）
判定3－0 ※30－27、30－27、30－28
●ヴィトー・トファネリ（ブラジリアンタイ・闘英館/FIGHT DRAGON 70kgトーナメント優勝、闘英館世界選手権優勝）
今年5月のホーストカップで中野椋太をバックスピンキック一発で失神KOに追い込んだトファネリが再びホーストカップに降臨。WBCムエタイ日本ライト級王者の小川と対戦した。
トファネリは昨年11月、大和侑也と延長にもつれ込む激闘を繰り広げただけに、名古屋のキックファンにはおなじみ。そんなトファネリに対して小川は1Rから徹底してローキックで下半身を殺しにかかる。トファネリが打ち合いに来ても、小川は黙々とローを打ち込んでいく。
空手出身のトファネリもローを中心とした蹴りで応戦。しかしタフで鳴らすトファネリもさすがに2R終盤になると、下半身へのダメージが蓄積したのか、一方的に攻撃を受けたり、足が止まる場面が多くなる。
そして3R、小川はとどめとばかりにボディにカウンターのヒザ蹴りを突き刺して、トファネリを下がらせる。その後は小川のワンサイドゲーム。立て続けにワンツー、ロー、ミドル を決めると、トファネリは防戦一方となり、そのまま試合終了のゴングを聞いた。小川の作戦勝ちともいえるセミファイナルだった。
▼第4試合 53kg契約 HOOST CUP ルール 3分3R
〇大崎孔稀（OISHIGYM）
判定3-0 ※三者とも30-25
●風音（京賀塾）
前半戦で最も大きな声援を受けた一戦、それは大崎と風音の一戦だった。
孔稀は兄・一貴とともに大石ジムの大崎兄弟として名古屋では有名な存在。中でも孔稀は名古屋在住のタイ人が「OISHIGYMの中で一番のテクニシャン」と太鼓判を押す期待のホープだ。
対する京賀塾の風音も関西キック軽量級の星として将来を嘱望されているだけに、1Rから緊迫したシーソーゲームが続く。そうした中、孔稀は痛烈な右で先制のダウンを奪う。
この一撃で試合の流れを握った孔稀は2Rになっても、緩急をつけたワンツーやテンカオ（カウンターのヒザ蹴り）で風音に襲いかかる。3R2分30秒過ぎには右の一撃で再びダウンを奪って文句なしの判定勝ち。試合後、観客席からは「すごい試合だ」という声が飛ぶとともに、大きな拍手が沸き起こった。
▼第7試合 EXルールバンタム級（55kg）3分3R
－祐トーンエー（真樹ジムAICHI）
無効試合
－一治（NJKF セブンジム）
※1R2分17秒で偶発的なバッティングにより試合続行不可能のため。
▼第6試合 72kg契約 3分3R
△籔中謙佑（アンカージム）
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-29、29-29
△匡志YAMATO（大和ジム）
▼第5試合 90kg契約 3分3R
ジュリオ・モリ（ブラジリアンタイ）
TKO 2R 1分24秒 ※右ストレート→レフェリーストップ
笹田勝俊（笹田道場）
▼第3試合 59kg契約 3分3Ｒ
〇佐藤 亮（NJKF西日本 健心塾）
判定3-0 ※三者とも29-28
●ヘンリー・セハス（ブラジリアンタイ）
▼第2試合 EXルール 63kg契約 3分3R
〇敦YAMATO（大和ジム）
TKO 2R 2分25秒 ※ヒジによるカット→ドクターストップ
●どん冷え貴哉（Dropout）
▼第1試合 63.5kg契約 HOOST CUP ルール 2分3R
〇溝口孝湖（WATANABE GYM）
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●超弁慶（ガムランナック/J-GIRLSフェザー級4位）
▼オープニング第2試合 ヘビー級 3分3R
〇カルロス・ブディオ（ブラジリアンタイ）
TKO 2R 2分12秒
●谷川聖哉（真正会本部）
▼オープニング第1試合 60kg契約 3分3R
〇山田直樹（KSS健生館）
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●HIRO YAMATO（大和ジム）
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