【GLORY】王者リコが元UFCの“ビッグフット”にTKO完勝
▼フェザー級(-65.0kg)世界トーナメント・中国ラウンド 決勝 3分3R
○チェンロン・ジャン(19=中国)
判定5-0 ※29-27、30-26、30-26、30-26、30-26
●久保政哉(24=PHOENIX)
今大会ではフェザー級世界トーナメントの予選が行われ、日本の『REBELS』などに出場経験がある久保が参戦した。
今回がGLORY初参戦となる久保は、同日に行われた準決勝で、地元中国のチェンチェン・リーを左ハイで初回KOに下し、余力を残して決勝へと駒を進めた。対戦相手のジャンは、準決勝でニュージーランドのクエード・タラナキに判定勝ちを収めている中国の新星ファイターだ。
1R、久保はグローブを合わせると同時に左ハイで先制攻撃を仕掛け、すぐさま右のジャブを細かく連打しながら左ローを蹴っていく。ジャンはガードを高く保って久保の左ハイ強襲を警戒しながら、打ち終わりを左ストレート&フックで狙う。
久保はラウンド終盤に左ハイを放つが、直後にジャンのワンツーを被弾。ジャンは久保をクリンチに捕らえると鋭いヒザ蹴りを突き刺す。
2R、なおもジャブから左ロー中心に攻撃を組み立てる久保に対し、ジャンが左右ローと前蹴りをしっかりと返し始める。手数と勢いが増すジャンは、飛び上がっての前蹴りから着地と同時に左ストレートを浴びせて、久保にロープを背負わせる。
久保はミドルを放った直後に、ジャンのバックハンドブローも被弾するが、手数は落とさずに左の蹴りを返す。
3R、両者はミドルやハイを織り交ぜながらアグレッシブなパンチの打ち合いを展開。久保はローブローを受けて倒れ込むが、すぐに立ち上がると自らを鼓舞するように吠える。終了間際にジャンも左目付近をカットしてドクターチェックを受けたが、両者とも決定打が出ないままタイムアップを迎えた。
久保は奮闘したが、判定はジャッジ5名全員がジャンを支持。ジャンが久保を破り、フェザー級世界トーナメント本戦へと駒を進めた。
▼フェザー級(-65.0kg)世界トーナメント・中国ラウンド 準決勝 3分3R
○久保政哉(24=PHOENIX)
KO 1R 2分50秒
●チェンチェン・リー(27=中国)
▼フェザー級(-65.0kg)世界トーナメント・中国ラウンド 準決勝 3分3R
○チェンロン・ジャン(19=中国)
判定5-0 ※29-28、30-27、30-27、30-27、30-27
●クエード・タラナキ(22=ニュージーランド)
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