【イノベーション】岩浪悠弥、WPMF世界タイトル戦で惜敗
▼第12試合 日タイ国際戦 バンタム級 3分3R
〇安本晴翔(橋本道場/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-29
●ラムプーンチャイ・ゲーオサムリット(タイ/FIGHTERトーナメント優勝)
17歳、無敗でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級タイトルを奪取した日本屈指の新鋭王者、安本は、これが初タイ人戦。その意気込みからか、ラムプーンチャイ以上に長くワイクルーを舞う。
試合開始早々から安本が得意の左キックをジャブのように速く多量に飛ばす。その蹴り数は、ハイとローが同等に打ち込まれるが、これをラムプーンチャイは、ヨックバン(タイ語:脛を上げたガード)でよくいなす。
だが、安本には、鋭いパンチもあり、体格に勝り、手数も倍はある攻撃を流石に捌ききれず、ラムプーンチャイの脚にダメージが見受けられる。一方、ラムプーンチャイは、右ミドルキックをタイミングよく当てる。しかし、有効ヒット数は、安本が上回り、倒すに至らなかったものの、1ポイントも落とさずに完勝した。
▼第11試合 日タイ国際戦 スーパーバンタム級 3分3R
〇ペットコークセーン・ゲーオサムリット(タイ)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-28
●中村龍登(橋本道場/INNOVATIONバンタム級6位)
6戦6勝、17歳の中村は、今回が初のタイ人戦。百戦錬磨のペットコークセーンに試合開始直後に左ハイキックをヒットさせ、首相撲のファーストコンタクトで上を取ってみせる。だが、ペットコークセーンの蹴りは速く、首相撲は互角でもそこからのヒザ蹴りの打ち方は上手い。
色白の中村の脇腹は赤黒く腫れ上がってしまう。それでも果敢にパンチや左ハイを放つ中村は、2R、ロープ際、蹴り足を掴まれながらロープを利用して宙に浮いて回転蹴り打ち下ろすウルトラC技を試みるがこれは失敗。
パンチの打ち合い、特にボディーブローが強いペットコークセーンは、確実にポイントを奪っていき、判定3-0で無敗のホープに初黒星をつけた。
▼第10試合 韓タイ国際戦 67kg契約 特別ルール 3分3R
〇ジン・シジュン(韓国/Psycho Pitbulls/KBCムエタイミドル級王者、KBCジュニアミドル級王者、TASトーナメント7王者)
判定2-0 ※29-29、29-28、30-29
●タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/元WMC世界フェザー級王者、RISEスーパーライト級1位)
共に必倒の攻撃力を持つ韓泰ファイター同士、幕開けは、強烈なジンの左ミドルキックのクリーンヒット。そこからタップロンが鋭く速い右ミドルキックを返すとそれをダッキングで避ける大技を見せる。そこからは、パンチも蹴りも破壊力十分な武器を存分にぶつけまくるハードヒット合戦。
2R、ジンのフェイバリット、右ストレートの強打が2回も直撃し、首げ捻じ曲がるタップロンだが、喰らった直後に猛打の拳とヒジを放ち返す驚異的なタフネスと勇敢。岡山で外国人同士の試合ながら場内がどよめく打ち合いは、3回戦フルに続き、結果、マジョリティデシジョン(2-0)でジンの勝利となったが恐るべき根性のタップロンも併せて讃えられる激闘となった。
▼第9試合 65kg契約 特別ルール 3分3R
〇大原裕也(大原道場/Accel Gルール ライト級王者)
判定3-0 ※30-25、30-26、30-27
●タップナー・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)
※2R、右ローキックでタップナーダウン1回。
先に実弟、和也が勝利した大原。柔軟な動きの弟に対し剛のタイプで攻撃が堅い。パンチからコンビネーションで振り抜く右ローキックが特に重い。師匠、タップロンを敬愛し、日本人ながら似せたリングネームを選んだタップナーは、ミドルキックやヒザ蹴りを駆使するが、大原の重厚な攻撃に押され、2Rには、ダウンを奪取された。
そこからは、コーナーに釘付けにされ痛めた左脚のみならず、ボディーブローも痛打されるが只管に耐え、試合終了間際に右ハイキックを直撃されたと同時にゴング。大原の大差判定勝ちとなった。
▼第8試合 72kg契約 2分3R
△哲弥(G.O.D)
ドロー 判定1-0 ※29-28、29-29、29-29
△坂本隆行(岡山ジム水島道場)
▼第7試合 59kg契約 3分3R ※ヒジあり
〇大原和也(大原道場)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-29
●元山祐希(武勇会/INNOVATIONスーパーフェザー級5位)
▼第6試合 ウェルター級 3分3R ※ヒジあり
○MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM/KOSウェルター級3位)
TKO 3R0分57秒 ※レフェリーストップ
●太聖(岡山ジム水島道場/INNOVATIONウェルター級9位)
▼第5試合 58kg契約 3分3R ※ヒジあり
○泰輝(AKB道場/ルンピニージャパンフェザー級8位、MuayThaiOpenフェザー級8位、KOSフェザー級7位)
KO 3R1分37秒 ※左右フック
●拳剛(誠剛館/ABWフェザー級王者)
▼第4試合 フェザー級 3分3R ※ヒジあり
○TATSUKING(岡山ジム水島道場)
KO 2R2分25秒 ※首相撲から左ヒザ蹴り連打
●勇(OU-BU GYM)
▼第3試合 スーパーフライ級 3分3R ※ヒジあり
〇平松 侑(岡山ジム水島道場)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●黒田直也(ハーデスワークアウトジム)
▼第2試合 スーパーライト級 2分3R
〇 高木 覚清(岡山ジム)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●提島智久(米子ジム)
▼第1試合 バンタム級 2分3R
〇MASAKING(岡山ジム水島道場)※デビュー戦
判定3-0 ※30-29、29-28、29-28
●アマゾン木村(米子ジム)
▼オープニングファイト2 ルンピニージャパンU-15 ペーパー級 2分3R ※ヒジあり
〇 山口 瑠(拳心會館)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-29
●平松 弥(岡山ジム水島道場)
▼オープニングファイト1 フェザー級 3分3R
○どん兵衛★水島(岡山ジム 水島道場)
TKO 2R1分40秒 ※右側頭部の出血によりレフェリーストップ
●ラーメン★TSUBO(勇誠会)
▽JAKF認定アマチュアキックボクシング「SMASHERS(スマッシャーズ)」中国地区大会
▼第7試合 SMASHERS中国地区55kg級王座決定戦 1分30秒3R
〇田中陸登(拳狼会)
延長判定2-1 ※10-9、10-9、9-10
●蒲田一磨(日進会館宮原道場)
※田中が新王者に
▼第6試合 SMASHERS中国地区50kg級タイトルマッチ 1分30秒3R
〇金山春樹(138 KICK BOXING CLUB/王者)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-28
●長谷川英翔(誠剛館総本部/挑戦者)
※金山が防衛
▼第5試合 SMASHERS中国地区45kg級王座決定戦 1分30秒3R
〇金丸鷹真(ナックルズGYM)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-29
●岸風太(岡山ジム水島道場)
※金丸が新王者に
▼第4試合 SMASHERS中国地区35kg級タイトルマッチ 1分30秒3R
〇堀 凌生(誠友塾/王者)
判定2-1 ※29-28、29-28、29-30
●長谷川海翔(誠剛館総本部/挑戦者)
※堀が防衛
▼第3試合 SMASHERS中国地区30kg級タイトルマッチ 1分30秒3R
〇石田颯真(武魂會/挑戦者)
判定3-0 ※30-28、29-28、29-28
●青松大吾(誠剛館総本部/王者)
※石田が新王者に
▼第2試合 SMASHERS中国地区 30kg級 1分30秒2R
〇大久保虎鉄 (岡山ジム水島道場)
判定2-1 ※19-20、20-19、20-19
●藤原 杏悟(武正會館)
▼第1試合 SMASHERS中国地区 35kg級 1分30秒2R
〇山本晃成(岡山ジム水島道場)
判定3-0 ※20-17、20-17、20-18
●山口 蓮(武勇会西条支部)
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】