【DEEP】“死の微笑み”ジンスが圧勝で大塚隆史への挑戦権を勝ち取る
▼第16試合 ライト級 5分3R
○江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)
判定3-0 ※30-28、29-28、30-27
●キム・ウォンギ(韓国/MMA STORY)
江藤はレスリングで高校時代にインターハイで優勝した実績を持ち、デビューから6連勝で“驚異の新人”として注目された。2016年2月には大山釼呑助との新世代対決もテイクダウンと寝技でのコントロールの上手さで勝利を収め、タイトルを狙える位置にいる。
対するウォンギは韓国のビッグMMAプロモーション『ROAD FC』のミドル級王者チャ・ジョンファンの愛弟子。戦績は5勝8敗で、2015年12月のアウトサイダーに初来日して勝利を収めている。
1R、ふくらはぎへのローを連発するウォンギに、江藤は右のパンチを狙い撃ち。江藤はタックルを3度仕掛けるがテイクダウンを奪えない。
2R、パンチの出し合いから江藤が抜群のタイミングでタックル。テイクダウンに成功するとバックを奪う。背後からパンチを撃ち続けてラウンドを終えた。
3R、ウォンギが強気にパンチで前へ出てくる。3連打をもらった江藤だが、右ストレート、左フックを返す。タックルを防がれると離れ際にヒザ蹴りやパンチを見舞う。最後はテイクダウンに成功し、バックをキープして試合を終えた江藤が判定勝ちした。
▼第15試合 DEEP JEWELSアトム級 5分2R
○前澤 智(リバーサルジム 立川 ALPHA)
判定3-0 ※三者とも20-18
●桐生祐子(BRAVE)
前澤は柔道をベースに持ち、今年8月には韓国のMMAプロモーション『ROAD FC』に乗り込み、DEEP JEWELSフライ級王者しなしさとこに約9年ぶりの黒星を付けた女子高生ファイターのイ・イェジを破った。今回は凱旋試合となる。
対する桐生はアマチュアキックで3戦全勝。韓国の『TOP FC』でプロMMAデビューを果たし、米国メジャーイベント『WSOF-GC』にも参戦するなど破格の扱いを受け、国内では現在3連勝中。5月の『DEEP JEWELS』では腕十字で一本勝ちを収めている。
ハロウィンコスチュームで入場した前澤は客席にアメをばら撒くファンサービス。
1R、前澤が蹴り足をキャッチしてテイクダウンし、上からパウンドを落としていく。前澤が強い左のパンチを入れてマウントからバックを奪い、パンチを打ちながらスリーパーを狙っていく。1Rは前澤が圧倒的有利に試合を進めた。
2R、右ストレートをヒットさせた桐生だが、前澤にタックルでテイクダウンを奪われる。ブリッジで返して上になった桐生をまたひっくり返して上になる前澤。桐生のブリッジをかわしてマウント、バックマウントと有利なポジションをキープ。最後は腕十字を仕掛けて試合を終えた前澤が判定で完勝した。
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