【GLORY】最強挑戦者メクセンがソースト破り新女王に
Glory Sports International
「GLORY 48」
12月1日(金・現地時間)アメリカ・ニューヨーク市 マディソン・スクエア・ガーデン
▼女子スーパーバンタム級 5分5R
○アニッサ・メクセン(29=フランス/GLORY女子スーパーバンタム級2位、挑戦者)
判定3-0 ※49-46、49-46、48-47
●ティファニー・ヴァン・ソースト(28=アメリカ/GLORY女子スーパーバンタム級王者)
※ソーストが2度目の防衛に失敗、メクセンが新王座に就く。
ソーストはアメリカのムエタイプロモーション「Lion Fight(ライオン・ファイト)」で、女子フェザー級と女子スーパーバンタム級の二階級を制覇するなど活躍。昨年5月からGLORYに参戦し、初代女子スーパーバンタム級王座決定トーナメントを勝ち抜き、戴冠を果たした。今年8月にはメゲン・ウスルをTKOに下し、初防衛に成功している。戦績は18勝(7KO)2敗1分。
対するメクセンは93勝(30KO)3敗の戦績を誇り、2014年にムエタイのWPMF世界王座を獲得、2015年に中国のビッグプロモーション「Kunlun Fight(クンルン・ファイト)」のトーナメントで優勝した実績を持つ。今年7月にGLORY参戦を果たし、2連勝で女子スーパーバンタム級2位にランクインした。
1R、メクセンはパンチからローにつなげる攻め。ソーストが間合いを詰めてくると、メクセンがコンパクトに左右のパンチ連打をまとめてローを蹴る。ソーストは時折、一気に踏み込んでパンチを振るう。
2R、ソーストがインローから即座に左ミドルを繰り出すと、メクセンはすぐに右ストレート、左フック、右ローのコンビネーションのコンビネーションを素早く浴びせて離れる。たびたび左フックを被弾するソーストはクリンチからヒザ蹴りを返す。メクセンは足を使ってリングを回り、ソーストにパンチを当てさせない。
3R、ソーストの右フックに合わせてメクセンが左ボディ。直後にソーストの左フックがヒットし、メクセンはいったん距離を取る。ソーストは圧力を強め、クリンチからヒザ蹴りで押し込む。
4R、ローの蹴り合いからソーストがバックスピンキック、続けてバックハンドブローも放ち、攻撃のテンポを上げる。メクセンの顔面とボディにフックを打ち分けて迫るが、ソーストはクリンチからのヒザ蹴りで断ち切る。
5R、ローや前蹴りを飛ばすメクセン。ソーストはすぐに組みついてヒザ蹴りを返す。ソーストは鋭い踏み込みから左フックをヒットさせるが、メクセンも強烈なローで応戦。最後は両者がパンチを激しく交錯させ、クリンチからヒザ蹴りを入れ合ったところで、試合終了を迎えた。
両者とも決定打がなかなか出ない、一進一退の攻防となったが、判定の軍配はメクセンに上がった。ソーストは2度目の防衛戦で、王座から陥落することとなった。
●次ページ:ノーストランドvsボイナザロフのフェザー級暫定王座戦は劇的結末に
PHOTOS(C)James Law, GLORY Sports International
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