【シュートボクシング】MIOが二冠王達成、対抗戦は4勝4敗で痛み分け
▼第6試合 Energy Fight×Shoot Boxing 70kg契約 3分3R延長無制限R
○奧山貴大(ブラジリアンタイ/GSB/SB日本スーパーライト級4位)
KO 3R
●王日政(=Wong Yat Ching/香港)
1R、ムエタイスタイルの王とガードが少し低い変則的なスイッチスタイルの奥山。パンチから飛びヒザ蹴りのコンビネーションで腰の浮いた王の隙を逃さず、背負い投げで奥山がシュートポイント1を獲得。
2R、変則スタイルの奥山は振り回すようなパンチとローのコンビネーションで王のペースを乱す。一方の王は翻弄されてか手数が少なく、距離も定まっていない様子。
3R、未だペースをつかめない王に奥山はさらに前蹴りで距離を乱す。ラウンド中盤、王のガード越しから左ハイキックを効かせた奥山、王をコーナーまで一気に打撃で押し込むと最後は右ストレートを打ち抜きダウンを奪う。立ち上がった王だったがレフェリーは試合をストップ。審判に「まだできる」と抗議する王だったが判定は覆らず、奥山が会心のKO勝利をあげた。
▼第5試合 Energy Fight×Shoot Boxing 55kg契約 3分3R延長無制限R
○Yu Yau Pui(香港/富德拳館)
判定 ※89-86
●未奈(秀晃道場/SB日本女子バンタム級2位)
未奈は前日計量で1.5㎏オーバーのために2点減点、グローブハンデマッチとして行われた。1R、未奈の鋭いワンツーがYuの顔面を何度も捉える。早くも顔面を赤く染めるYuも打ち返し、8戦8勝、未だ無敗の意地を見せるが試合は未奈のペースだ。
2R、両者、左右のパンチを振り回し一歩も引かない乱打戦に。パンチだけの未奈に対し、ときおり左ミドルを織り交ぜたYuが未奈を下がらせる。共に意地の張り合い。
3R、Yuが左ミドルで未奈を懐に入れず遠い間合いで戦う。未奈がパンチで距離を詰めるとYuも相打ち覚悟で迎撃し会場は大きく盛り上がる。ともに攻撃の手を緩めないノンストップの打撃戦は判定にもつれ、決着はYuの勝利。無敗記録を更新し、最後は涙を流して喜びを爆発させたYuだった。
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】