【ベラトール】元UFC王者ヘンダーソン、会心の一本勝ちで連敗脱出
Bellator MMA
「Bellator 196」
2018年4月6日(金・現地時間)ハンガリー・ブダペスト BOKホール
Photo by Bellator MMA
▼メインイベント ライト級 5分3R
○ベンソン・ヘンダーソン(34=アメリカ/元UFCライト級王者)
一本 2R 49秒 ※ギロチンチョーク
●ロジャー・フエルタ(34=アメリカ)
UFCのライト級王者として活躍したヘンダーソンは、2016年4月にBellator MMA(以下ベラトール)に電撃参戦。これまでにタイトルマッチ2試合を含む4試合を経て、戦績は1勝3敗と負け越している。今大会では勝利を掴みたいところだ。
対戦相手のフエルタは2006年から2009年にかけてUFCで6勝2敗の戦績を残したベテランで、最近はアジア最大規模のONE Championshipを主戦場としていた。ベラトールには7年8カ月ぶりの参戦となる。
1R、ヘンダーソンが先制の左ミドル。フエルタに蹴り足をキャッチされると、ヘンダーソンは左ストレートを入れて外す。ヘンダーソンの圧力を前に後退するフエルタは、左ハイと左フックの連打を叩き込まれたところで組み付く。
ここから投げでヘンダーソンがテイクダウンに成功。フエルタが立ち上がると、ヘンダーソンは逃さず組みつき、体勢が崩れたところでチョークを仕掛けるがこれは極まらず。以降は打撃を交換してラウンド終了に。
2R、ヘンダーソンがフエルタの左ローを右スネでカットして即座に軸足を踏みつける電光石火の技。これで転倒させられたフエルタはパウンドを搔い潜って何とか起き上がるも、ヘンダーソンのチョークに捕まる。
ヘンダーソンはフエルタの首に腕を回しながらボディにヒザ蹴り。そこから一気に下へ引き込んでヘンダーソンが首を絞め上げると、フエルタはすぐにタップした。ヘンダーソンが光るテクニックを見せての一本勝ちで、連敗脱出を果たした。
▼セミファイナル フェザー級 5分3R
○アダム・ボルチ(24=ハンガリー)
KO 2R 1分30秒
●テオドール・ニコロフ(23=ロシア)
プロ6戦全勝中の新星ボルチと11勝1敗の好戦績を収めるニコロフの一戦。1Rはボルチがニコロフのタックルを次々とカットし、終盤には飛びヒザ蹴りでダメージを与える。
2Rもボルチがパンチ連打からローにつなぐコンビネーションで圧力をかけ、最後は再び飛びヒザ蹴り。顔面直撃を受けたニコロフはその場で失神した。ボルチが鮮烈KO勝ちで、無敗記録を「7」に伸ばした。
▶︎次ページ:オランダ女子キック界のトップファイターがMMAで完勝
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