【Invicta FC】フレイが難敵攻略し悲願の初女王に輝く
▼セミファイナル フェザー級 5分3R
○フェリシャ・スペンサー(27=カナダ)
一本 2R 1分47秒 ※リアネイキドチョーク
●ヘレナ・コレスニク(27=ウクライナ)
スペンサーは2015年9月にInvicta FCでプロデビューし、現在までの戦績は4戦全勝。対するコレスニクは5勝1ノーコンテストの戦績を引っさげ、昨年4月に期待の新星としてInvicta FC初参戦を果たしたが、強豪パム・ソレンソンに一本負けし、今回が再起戦となる。
1R、サウスポーに構えたコレスニクは右ジャブを細かく放ちながらジリジリと前進。スペンサーのタックルをカットすると、コレスニクは離れ際に左右フックを返す。しかし、コレスニクはスペンサーの3度目のタックルをかわせず、テイクダウンを奪われる。スペンサーがバックマウントからチョークとパウンドで攻め込む展開が続いた。
2R、右スーパーマンパンチからタックルを仕掛けるスペンサー。コレスニクはこれをがぶって潰すが、スペンサーは巧みに体勢を入れ替えてバックに回り込むとすかさずチョーク。これがかっちりと極まり、コレスニクはタップした。
会心の一本勝ちで連勝記録を更新したスペンサーは、試合後にマイクを向けられると「2Rにバックを取ることができれば、フィニッシュする自信があった。次の相手が誰であろうと自分は準備ができている。アンダーソンと戦えるなら、彼女をフィニッシュしたいと思う」と次戦に向けてアピール。
すると、今年6月から『UFC』に参戦中のInvicta FCフェザー級王者ミーガン・アンダーソン(28=オーストラリア)がケージに登場。アンダーソンは「今は別々の団体に在籍しているから試合が実現するかは分からない。でも、もしUFCが許すなら喜んで相手になりたいと思う」と応じ、スペンサーと握手を交わした。
▼ストロー級 5分3R
○ヘザー・ジョー・クラーク(30=アメリカ)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●キンバリー・ノヴァス(27=ブラジル)
クラークは2014年12月から2016年11月までにUFCで3試合を戦い、1勝2敗の成績を残して離脱。今大会がInvicta FCデビュー戦にして、1年8カ月ぶりの復帰戦となる。戦績は7勝6敗。
ノヴァスは昨年5月の『PANCRASE 287』では、朱里とパンクラス女子ストロー級王座決定戦を争ったが判定で敗れた。同年12月のInvicta FCデビュー戦でも判定負けを喫しており、今大会で連敗脱出を目指す。戦績は9勝4敗。
1R、クラークがいきなりワンツーで先制し、直後にバックハンドブロー。ノヴァスもすぐさま左ミドルから左フックの連打を振るって組みつく。ノヴァスのしぶといタックルで尻餅を着かされるがすぐに立ち上がるクラーク。終盤にはクラークがノヴァスを押し倒すようにテイクダウンを成功させた。
2R、遠めの間合いを保とうとするクラークに対し、ノヴァスは左右フックを放ちながら突進して左ローをなんとか届かせる。しかし、ノヴァスはクラークの鋭いタックルをかわせず、テイクダウンからバックマウントを許す苦しい展開が続いた。
3R、開始早々に組みついたノヴァスは、クラークをケージに押し込みながらヒザ蹴りとフットスタンプ。この攻めが2分近く続いたところでクラークが脱出してすぐにタックルを仕掛けるが、これはノヴァスががぶって潰す。ノヴァスは立ち上がろうとするクラークを背後から押さえ込み、終盤にはバックマウントを奪取した。
勝敗の行方は判定に委ねられ、ノヴァスの追い上げを振り切ったクラークが、ジャッジ全員からの支持を受けて勝利。クラークは2014年12月のUFCデビュー戦以来、実に3年7カ月ぶりとなる白星獲得に涙した。
▼フライ級 5分3R
○ブローガン・ウォーカーサンチェス(グアム)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●ミランダ・マーヴェリック(アメリカ)
▼バンタム級 5分3R
○ステファニー・ゲルトマーカー(アメリカ)
TKO 1R 3分32秒
●ケリー・ケネソン(アメリカ)
▼アトム級 5分3R
○アリシャ・ザパテラ(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ジリアン・デコージー(アメリカ)
▼アトム級 5分3R
○アリス・アンダーソン(アメリカ)
一本 2R 3分12秒 ※三角絞め
●ステファニー・アルバ(アメリカ)
▼フライ級 5分3R
○エリン・ブランチフィールド(アメリカ)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●ブリトニー・クラウディー(アメリカ)
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