王者・武居由樹が肩を負傷、防衛戦は中止に「左手だけでもやると言ったが…」(大橋会長)
1月24日に有明アリーナで予定されていた、プロボクシングWBO世界バンタム王者・武居由樹(大橋)の2度目の防衛戦が、武居の練習中の肩の負傷により中止となった。18日、大橋ジムが発表した。
【フォト】三角巾を吊った無念の武居の姿、見事な”8パック”腹筋も
武居は、WBO世界スーパーバンタム級10位でWBAアジア バンタム級王者ユッタポン・トンデイ(31=タイ/15勝9KO無敗)と対決の予定だったが、12月上旬のスパーリング中に肩を負傷。右肩関節唇損傷で、全治4週間、ドクターストップがかかりやむなく中止となった。
18日の会見で武居は右手に三角巾を吊って登場。武居は「試合のために準備してきて、申し訳ない気持ちと、試合をしたかったという悔しい気持ち」と悔しげな表情だ。
怪我の状態は「最初は激痛で動かせないくらいだった」と言い「楽しみにしていただいたファンの方には申し訳ない。治療に専念し、少しでも早く強くなって、復帰できるようにしたい」と前を向く。
大橋会長によると、先週の公開スパーリングの前の怪我であったと言い、はじめは怪我を押してでも出る構えだったようだ。しかし「武居本人は左手だけでも絶対やると言ったが、そういうことは出来ない」と決断。怪我の状態は「手術するギリギリの所だったが(保存療法で)しないで」と手術は回避した。
八重樫トレーナーも「関節唇の中の靱帯が剥離しており、強行した場合は、断裂してしまう可能性もあった」と報告し「騙し騙し練習を行い、治療もやれることは全てやったが、痛みが取れなかった」「前手が使えないと試合を作っていけない」と無念の中止となった。
同日の興行のメイン[井上尚弥vsサム・グッドマン]や、他のアンダーカードは予定通り実施される。
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