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【DEEP】北岡悟が王座陥落、武田光司が8戦無敗で新王者になりRIZIN参戦アピール

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2018/10/28(日)UP

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打ち合いに来る芦田(左)に右ストレートを叩き込む弥益(右)

▼第14試合 DEEPフェザー級タイトルマッチ 5分3R
●芦田崇宏(BRAVE/王者)
判定0-5 27-30、28-29、27-30、27-30、27-30
〇弥益ドミネーター聡志(team SOS/挑戦者)
※弥益が第9代王座に就く。芦田は初防衛に失敗。

 芦田は打撃・寝技とも得意にする選手。宮田和幸の愛弟子として2010年10月にDEEPに初参戦。以降DEEPとBRAVE FIGHTを主戦場にし勝ちを積み重ねた。2017年9月のDEEPではDJ.taikiを僅差の判定で破り、同年12月に第7代王者・上迫博仁から右フックでダウンを奪っての判定勝ちで王座を奪取した。今回が初防衛戦。

 弥益は打撃と関節・絞め技の極めが強い選手で、現在6連勝とノリにノッている。6月大会ではノンタイトル戦で芦田と対戦し、サッカーボールキック連打からのアームロックで1R1分35秒、一本勝ち。その場でタイトルマッチでの再戦を要求し、今回実現となった。

 1R、両者強気なパンチの打ち合いが何度も見られ、弥益の右ストレートで芦田がダウン、またしてもサッカーボールキックを見舞われる。タックルで防ぐ芦田だが下のポジションに。ブレイク後には両者フルスイングの打ち合いを見せた。

 2R、弥益のタックルをかわして投げるようにした芦田が上のポジションを奪う。上を奪い返した弥益は立ち上がってのサッカーボールキック。組み付いてきた芦田のバックを奪うと執拗に腕を狙っていく。立ち上がろうとした弥益を逃さず、芦田が片足タックルでテイクダウンしてパウンドを強打した。

 3R、芦田はハイとローを蹴り、パンチの打ち合いを挑んでいく。弥益も打ち合いに応じ、芦田が数は当てていくがバランスを失って倒れ、弥益が上になる。下になった芦田は顔面へのパンチを細かく打ち込み、弥益は抑え込む。ようやく肩固めの体勢になるが、その瞬間に芦田が上下を入れ替えて強烈なパウンド。しかし、最後に弥益がアームロックの体勢から引っ繰り返して上になった。

 判定は5-0で弥益の勝利。芦田を返り討ちにした。試合後、弥益は「おそらく芦田選手は前回の負けが記憶に残っていて、僕の全ての動きにビビって反応していた。だからやりやすかった」と、前回の勝利が今回の勝利につながったと話した。


徹底して右ローを蹴っていった酒井(左)が勝利を収めた

▼第13試合 DEEPメガトン級次期王者挑戦者決定戦 5分2R
●誠吾(43=AACC)
判定0-2 ※19-19、18-20、18-20
〇酒井リョウ(31=パラエストラ松戸)

 誠吾は打撃中心の激しい試合を展開したメガトン級を代表する選手で“ミスターメガトン”と呼ばれたが、2014年7月の大田区総合体育館大会で引退。今回約4年ぶりに復帰し、もう一度ベルトを目指す。

 対する酒井はDEEP以外にも巌流島、IGF、グラチャン、海外団体など様々なリングに参戦。2014年にはIGFの「Road to INOKI BOM-BA-YE 2014チャレンジトーナメント」で準優勝を収めている。2連勝で今回のチャンスをつかんだ。

 両者は2014年3月に対戦し、この時は誠吾が1R2分31秒、TKO勝ちを収めている。RIZINでも活躍する王者ロッキー・マルティネス(スパイク22)に挑戦するのはどっちだ。

 1R、左右フックで前に出る誠吾に酒井はケージ内を大きく回り込む。それを追ってくる誠吾に右ローを狙い打ち。誠吾は近づくと投げも狙おうとしたが、酒井は投げさせない。

 2Rは前に出てくる誠吾に対して酒井が大きく回り込み、右ローを蹴り続ける。判定2-0で酒井が勝利し、挑戦権を手にした。

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●編集部オススメ

・北岡悟、7戦全勝の武田光司は「挑戦者としてふさわしい」

・メインは北岡悟5度目の防衛戦、三大タイトルマッチ

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