【DEEP】メインは北岡悟5度目の防衛戦、三大タイトルマッチ
10月27日(土)東京・大田区総合体育館にて開催される『DEEP 86 IMPACT』の全対戦カード&試合順が発表された。
メインイベントは 王者・北岡悟(38=パンクラスイズム横浜)vs武田光司(23=BRAVE)のDEEPライト級タイトルマッチ。
北岡は2013年4月にDEEPライト級王座を奪取し、以後、宮崎直人、吉田善行、岡野裕城、下石康太の挑戦を退けて4度の防衛に成功。絶対王者として君臨している。今年7月に『RIZIN』でディエゴ・ブランダオンにKO負けを喫しており、今回が再起戦でもある。
その北岡に挑む武田は6歳でレスリングを始め、小学校、中学校時代に全国優勝を果たし、高校時代にはフリースタイルで三冠、グレコローマンで二冠を達成。2017年10月にプロデビューすると毎試合のようにジャーマンスープレックスで相手をぶん投げる派手な試合で7戦7勝4KOと無敗の快進撃を続けている。
セミファイナルは元谷友貴(28=フリー)vs釜谷真(35=Honey Trap)の第7代DEEPバンタム級王者決定戦。
元谷はデビューからわずか7戦目で初代DEEPフライ級王座に就き、初防衛戦は敗れたが以後は怒涛の10連勝。2014年8月にはフライ級王座も奪回した。8月のRIZINでは修斗環太平洋バンタム級王者・祖根寿麻からチョークスリーパーで一本勝ちを奪って3連勝。今回は2階級制覇を狙う。鋭い打撃と極めの強い関節・絞め技を持つオールラウンダーだ。
対する釜谷は2005年デビューの大ベテランで、昨年10月にDEEPバンタム級次期王者挑戦者決定戦に挑んだがソン・ジンスに敗れ、悲願であった王座獲得のチャンスを逃した。今年4月の再起戦では得意のフロントチョークでピータ―・ベナベンテに一本勝ち、8月大会ではホープの坂巻魁斗にも勝利し、再び王座獲得のチャンスが巡って来た。
第14試合はDEEPフェザー級タイトルマッチとして、王者・芦田崇宏(29=BRAVE)が弥益ドミネーター聡志(28=team SOS)の挑戦を受けての初防衛戦に臨む。
芦田は打撃・寝技とも得意にする選手。宮田和幸の愛弟子として2010年10月にDEEPに初参戦。以降DEEPとBRAVE FIGHTを主戦場にし勝ちを積み重ねた。2017年9月のDEEPではDJ.taikiを僅差の判定で破り、同年12月に第7代王者・上迫博仁から右フックでダウンを奪っての判定勝ちで王座を奪取した。
弥益は打撃と関節・絞め技の極めが強い選手で、現在6連勝とノリにノッている。6月大会ではノンタイトル戦で芦田と対戦し、サッカーボールキック連打からのアームロックで1R1分35秒、一本勝ち。その場でタイトルマッチでの再戦を要求し、今回実現となった。
第13試合はDEEPメガトン級次期王者挑戦者決定戦で誠吾(AACC)と酒井リョウ(パラエストラ松戸)が対戦。
誠吾は打撃中心の激しい試合を展開したメガトン級を代表する選手で“ミスターメガトン”と呼ばれたが、2014年7月の大田区総合体育館大会で引退。今回約4年ぶりに復帰し、もう一度ベルトを目指す。対する酒井はDEEP以外にも巌流島、IGF、グラチャン、海外団体など様々なリングに参戦。2014年にはIGFの「Road to INOKI BOM-BA-YE 2014チャレンジトーナメント」で準優勝を収めている。現在2連勝。
両者は2014年3月に対戦し、この時は誠吾が1R2分31秒、TKO勝ちを収めている。RIZINでも活躍する王者ロッキー・マルティネス(スパイク22)に挑戦するのはどっちだ。
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・元谷友貴vs釜谷真でバンタム級王座決定戦、芦田崇宏は弥益聡志と再戦で初防衛戦
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