【HEAT】石井慧がアームロックで王座奪取、試合後には相手の反則に怒りの抗議
▼HEAT 総合ルール バンタム級ワンマッチ 5分3R
〇春日井 寒天 たけし(志村道場/元HEAT総合ルールバンタム級王者、前HEAT総合ルールフライ級王者)
一本 1R 28秒 ※フロントチョーク
●清水俊一(宇留野道場)
春日井は修斗、DEEPを渡り歩き、2016年3月にHEATバンタム級王座、同年9月には同フライ級王座を獲得し、HEAT史上初の2階級制覇を達成した。対する清水は『ZST』で活躍後、2014年1月には一戦のみだがUFC出場も果たしている。
1R、清水は春日井の打撃を掻い潜るようにしてタックルに入ったが、春日井はすかさずフロントチョークの体勢に。両足で清水を挟み、さらに絞めあげると清水はタップ(ギブアップの意思表示)。春日井が元UFCファイターから秒殺勝利を収めた。
▼HEAT総合ルール ライト級タイトルマッチ 5分5R
●オク・レユン(韓国/BUSAN TEAM MAD/王者)
判定0-3 ※46-49、45-49、46-49
〇トム・サントス(ブラジル/ブラジリアン・タイ/挑戦者)
※サントスが新王座に就く。
王者レユンは2度目の防衛戦。サントスは2018年3月にパンクラス参戦を果たし、強烈な打撃でパンクラス・ライト級2位の井上雄策にTKO勝ち。7月には『RIZIN』にも参戦を果たし、ダロン・クルックシャンクを相手に健闘したが3R4分13秒、TKOで敗れた。
1R、ジャブと右ローを多用するレユンにサントスがなかなか近付けない展開が続く。サントスが時折放つ右ストレートはかわされる。しかし、残り30秒のコールと同時にサントスの右フックがヒット。ダウンしたレユンにサントスがパンチを見舞い、立ち上がったところにラッシュを仕掛けて右でまたもダウンさせる。
2Rもレユンは徹底したジャブと右ロー。左フックの相打ちで一瞬グラついたサントスだが、すぐに連打を繰り出して前へ。1Rと同じような静かな展開が続き、両者攻めあぐねる。
3Rは序盤からサントスがパンチを繰り出していき、レユンもジャブに加えてみストレートを放つ。初めて両者が組み付き、長い時間をかけてレユンがテイクダウンに成功。両者に動きがないためブレイクとなり、スタンドに戻るとレユンがパンチで攻め始める。レユンのジャブに右ストレートを返していたサントスが残り30秒でダウンを奪う。
4Rはレユンもパンチを打ちに行くが、サントスの強打をもらってグラつく。たまらず組み付いたレユンがテイクダウンを奪ってパウンドを打つ。残り30秒でレユンがマウントポジションになるが、攻めきれなかった。
5Rは序盤からレユンがパンチを当てていき、首相撲からのヒザ蹴りを連打。そのまま寝技に持ち込んでバックを奪い、パンチとヒジを見舞う。そしてチョークスリーパーを仕掛けるもサントスは脱出。レユンが上から抑え込み、時間いっぱいまでパウンドとヒジを打ち込みサントスの顔面を血で染めて試合を終えた。
最後は逆襲されたサントスだが、大差の判定で新チャンピオンの座に就いた。
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