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【iSMOS】主催の北岡悟、善戦ドローも「攻めたし胸張りたい」次大会にも意欲

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2020/08/02(日)UP

パンチを見舞おうとする矢澤(左)(C)iSMOS

▼第2試合 61kg以下契約 MMAユニファイドルール 5分3R 判定無し
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●大井洋一(42/THE OUTSIDER55-60kg級王者)
TKO 1R 2分09秒
〇矢澤 諒(21=パンクラスイズム横浜)

矢澤の右が大井を直撃(C)iSMOS

 大井は放送作家にしてTHE OUTSIDER王者という異色の選手。対する矢澤は元キックボクサーで、今回の試合にあたり北岡とパンクラスイズム横浜で合宿を張り試合を迎えた。

 矢澤は大井の組みつきを警戒してジャブ&ステップで距離を取る。そして大井が前に来れずにいると逆に踏み込んで右クロスを振るっていく。そして大井が金網を背にしたところで再び伸ばした右クロスを直撃。大井はこれに崩れ落ち、矢澤の初回KOとなった。

苦しい練習の末の勝利に、思わず涙する矢澤(C)iSMOS

 勝利した矢澤はパンクラスイズム横浜で合宿を張って試合に臨んでおり、「逃げ出そうかって思うぐらい苦しかったけど、頑張ってきてよかったです」と涙。ジムでは「お前がパンチで人を倒せるはずはない」と言われていたと明かし、でも「自分ではいいパンチだと信じていた」といい、信念を貫いての勝利となった。そして最後は「スゴい大会で大井選手と試合ができて誇りに思います」と涙の止まらぬまま勝利を喜んだ。


金網際で飛びヒザを蹴り込む友實(C)iSMOS

▼第1試合 73kg以下契約 MMAユニファイドルール 5分3R 判定無し
△友實竜也(29=ゼロ戦クラブ)
ドロー
△木村裕斗(26=パンクラスイズム横浜/マーシャルワールド杯2019ウェルター級優勝、DEEPフューチャーキングトーナメント2019ウェルター級優勝)※デビュー戦

木村がパンチ、友實がローキックを同時に繰り出す(C)iSMOS

 北岡イズムを継ぐとも言われる木村はこれがデビュー戦。対して友實も北岡のかつての後輩であり、互いの北岡イズムがぶつかり合う一戦となる。

 1R、友實がロー、ミドルからのパンチと打撃でプレッシャーを掛ける。木村はこれを嫌がり組みに行くもテイクダウンには至らず、友實が受け止め逆に横へ振っていく。木村が金網に押し込んでも、友實はすぐに体を入れ替え逆に木村を押し込む。打撃戦では友實が優勢で、組み合いでも木村をケージに押していく。

出血の目立ってきた木村(C)iSMOS

 2Rも友實が打撃でプレッシャーを掛け、木村はたまらず組みついていく。しかし金網に押し込んでも友實は巧みに体を入れ替え、逆に木村を押し込む。体を離し打撃戦となると、友實が左右ストレートを打ち込み優勢。木村はタックルに出るも切られてしまう。

 3R、打撃で優位な友實は木村を出血させ、ドクターチェックを呼び込む。

(C)iSMOS

 グラウンドから再開すると友實はパウンドで木村に背を向かせ、仰向けに戻るとフロントチョーク。友實の攻勢が続くが木村は脱して立ち上がる。出血が目立ってきて木村に再度のドクターチェックも続行。
 右ハイ、跳びヒザと攻める友實に、木村はタックルから股下に潜り込んでアンクルホールドを仕掛けるが、取り切れず終了のゴングでドローとなった。

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