【RIZIN】矢地祐介、“柔術界の至宝”サトシ・ソウザに「ビビらず勝負し、心を折る」
8月9日(日)横浜・ぴあアリーナMMで開催される『RIZIN.22』で、ホベルト・サトシ・ソウザ(30=ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦する、矢地祐介(30=KRAZY BEE)が7月30日(木)所属ジムにて公開練習を行った。
矢地は、公開練習では1分間のシャドーを披露した。軽快なステップからワンツー、フックとパンチを繰り出していき、左のハイキックやヒザ蹴りを何度も放ち、現在のコンディションについて聞かれると「心身共に絶好調」とアピール。「全能力が底上げ出来ているので、本当にレベルの上がった矢地祐介を見せられると思いますし、噛み合うと思うので、1、2年の成長ぶりを見て欲しいですね」と目を輝かせる。
対戦相手のソウザは、ボンサイ柔術の創始者であるアジウソン・ソウザを父に持ち、幼い頃からブラジリアン柔術を叩き込まれた“柔術界の至宝”。ブラジリアン柔術の世界選手権で金メダルを獲得したこともあり、寝技を得意とするファイターだ。
「正直寝技だけでやったらレベルの差はある」とグラウンドの展開では、相手に分があるとしながらも「MMAなので、そこはビビらずにどんどん勝負していきたいと思います」と自身のスタイルで対抗する構えだ。
矢地のYouTubeチャンネルでは、ブルース・リーが創始した武道『ジークンドー』のグランドマスターであるテッド・ウォン氏の元で研鑽を積んだ、石井東吾氏とのコラボ動画をアップしていた。「スタイルに関しては、試合までの期間短かったので、そこまで密に練習はできてないし、対策をそこまで授かったわけではないですけど、トップレベルの武術なのでその体の使い方などは教わりました」と勉強になった部分はあるという。
コロナ期間は「自分を見つめ直す時間がたっぷりあったので、自分の技術など生活習慣含めて全て見直しました。食事も変えてみたりもして、色々試せて、凄く格闘技のみならず、人としての質を上げることができた期間でした」と充実した時間を過ごすことが出来たといい、「相手の心を折っていくような試合をしたい」と意気込む。
また、柔術道場にも通っているという矢地は「会員として一般クラスに入って練習はしてます。柔術の色んな技術を教わって、強い柔術家とスパーリングするだけで力は付いてくるので、その意味で普通に通ってます」と相手の土俵となる柔術の練習にも、日常的に取り組んでいると語った。
さらに、今回の試合に向けて「打撃のレベルアップは如実に出来たと思います。(石井)東吾先生に教わって、違う視点から格闘技のことを見てくれていました」と、技術の向上だけでなく第三者の視点を取り入れることもできているようだ。
最後に、ファンに向けて「久々のRIZINなので、皆さん楽しみにしていると思いますけど、僕たち選手はその期待に応えられるように、興奮する試合を見せるので是非期待して待っていてください」とメッセージを送った。矢地の試合を待ちわびているファンの前で、どんな試合を見せてくれるか期待したい。
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