【ONE】16歳・スーパーガール、パンチで吹っ飛ばし秒殺KO勝利!
ONE Championship
『ONE: A NEW BREED II』(2ページ目)
2020年9月11日(金・日本時間)タイ・バンコク インパクト・アリーナ
▼メインイベント バンタム級ムエタイ
◯ポンシリ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)
判定3-0
●ショーン・クランシー(アイルランド)
ポンシリはムエタイの世界チャンピオンに4度輝いており、キャリア通算戦績は、153勝33敗11分と大きくクランシーを上回る。今年の2月に、ONEにフェザー級でデビューし、ペットモラコット・ペッティンティーアカデミーとの[ONEムエタイフェザー級世界王座決定戦]に挑んだが、判定負け。今回はバンタム級に階級を下げてからの再起戦となる。
クランシーは、21歳でムエタイを始めて2年も経たずして、ISKAでアイルランド初のタイトルを獲得。これまでには、ムエタイで60試合以上の試合を経験し、19年には、WBC世界選手タイトルを獲得し、WBCムエタイ・ファイター・オブ・ザ・イヤーに輝いている。タフさとKO率の高さで知られ、勝利した試合の半分以上をKO勝利で飾っている。プロ戦績は43勝20敗1分。
1R、前進するポンシリが右ローを放つと、クランシーは細かいパンチから右のアッパーを繰り出し、左のインローを蹴る。ポンシリはガードを固めて、前進していき、強烈な右ストレート、右の横ヒジ、左フック、ミドルで攻勢に出る。
2R、圧力をかけるポンシリは、左フックを見せ、右の強烈なヒジ打ちをヒットさせてダウンを奪う。立ち上がったクランシーは、右目のあたりから出血。ポンシリは、更にクランシーをロープに押し込み 、右ヒジを何度も放ち、右ボディストレートなどの打撃で攻め立てる。ポンシリの右ヒジ打ちが光るラウンドになった。
3R、左右の細かいパンチから右ミドルで、クランシーは逆襲を狙う。ポンシリは、左ヒジで対抗し、右ヒザをボディに突き刺す。クランシーの出血がひどくなり、ここでドクターチェックが行われる。再開後、今度はクランシーがパンチの連打で攻めるも、ポンシリーは右ミドルやローを放ちながら、攻撃をいなす。終盤、左右のフックやアッパーなどのパンチで攻め続けたクランシーだが、ここで終了のゴング。ポンシリが実力差を見せて判定勝利した。
勝利したポンシリは「気持ちがすごく高まっています。こんな大きな舞台で勝てて、そして、ヒジ打ちを使って、勝ててよかったですね」と語った。
▶次のページはコーメインイベントのスーパーレックvsカレッド
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