【ONE】16歳・スーパーガール、パンチで吹っ飛ばし秒殺KO勝利!
ONE Championship
『ONE: A NEW BREED II』(3ページ目)
2020年9月11日(金・日本時間)タイ・バンコク インパクト・アリーナ
▼コーメインイベント フライ級キックボクシング
◯スーパーレック・キアトモー9(タイ)
判定3-0
●ファディ・カレッド(チュニジア)
スーパーレックは、ムエタイの世界王者に2度輝いたストライカーで、所属する「キアトモー9ジム」で、伝説的選手の叔父・シンダムをはじめ、常に一流のムエタイ選手に囲まれて成長してきた。テクニカルなムエタイスタイルで実に100以上の勝利を挙げている。ルンピニー・スタジアムでの王座戴冠や、タイスポーツ局の年間最優秀ムエタイ戦士の表彰された実績もある。
カレッドは、19年のONEのデビュー戦では、ONEフライ級ムエタイ世界王者のロッタン・ジットムアンノンに敗れたが、激戦を演じてファンにインパクトを植え付けた。続く8月には、ボクシングテクニックやヒジ打ち、ヒザ蹴りを巧みに使って、ファン・ディンに判定勝利を収めている。
1R、序盤からスーパーレックが左フックをヒットさせると、カレッドは左ミドルを返していく。スーパーレックは右ローを走らせ、ワンツー、右ストレートを狙っていくと、カレッドも左フックで応戦する。近距離でお互いのフックが交錯し、お互いにフックを当てる。
2R、開始直後から、今度は打って変わってスーパーレックが、蹴り中心の組み立てに変更。右の強烈なヒザをボディに突き刺し、右ミドルを何度も強打していくと、カレッドはこれを腕で受けてしまう。それでも、カレッドはのしのしと前進してワンツーからの左ミドル、飛びヒザと繰り出していく。
3R、スーパーレックの右ミドルに対して、カレッドは前進して左ミドル、パンチで詰め寄る。接近戦には付き合わないスーパーレックは距離を取り、一貫して右ミドルを蹴り込む。終盤になるに従って、カレッドが更に圧力を強めて、左右のフック、更には飛びヒザ、バックブローを繰り出すもヒットは奪えず。スーパーレックは、距離が近づくとクリンチで逃れて、ポイントアウトし、順当に判定勝利した。
勝利したスーパーレックは「キックで勝てて嬉しい」と自身の蹴り技で攻勢を保ち、勝利したことについてコメントし「やれることはやって勝ててよかった」と語った。
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