【シュートボクシング】エース海人が貫禄の衝撃KOで大晦日参戦をアピール、笠原友希と未奈が王座戴冠
▼第4試合 SB日本女子ライト級(62.5kg)初代王者決定戦 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
○未奈(秀晃道場/SB日本女子ライト級1位)
判定3-0 ※30-25、30-24×2
●溝口孝湖(WATANABE GYM/HOOST CUP女子スーパーライト級王者)
※未奈が初代王座獲得
未奈は女子離れしたパンチ力から”東北の剛腕美女”との異名を持ち、ゴングからひたすらパンチで攻め続けることから”ミナタイソン”の愛称で呼ばれる。2018年7月のMMA戦以来5連勝中と絶好調。長らくSB日本女子ライト級1位の座にいたが、今回ついに王座初挑戦の機会を得た。
対する溝口は“尾張の重戦車”の異名を持ち、女子離れした破壊力のある攻撃力が光る国内女子重量級のエース選手。昨年5月にHOOST CUP女子スーパーライト級王座を奪取しており、今回が女子二冠目への挑戦となる。
1R、開始早々火の出るような打ち合い。しかし至近距離になれば未奈がシュートボクサーの本領を発揮し、首投げを決めて早々にシュートポイント奪取。溝口は焦りがでたか、強引に前進すると未奈が長いリーチの左右ストレートをヒット。組み付けば再び未奈が投げ、2つ目のシュートポイントを奪う。
2R、溝口が前進しパンチを振るうが、未奈が長距離のワンツーから左フックまでヒット。ポイントを取られている溝口はパンチを振りながら前進するも、未奈は溝口の首を抱え込むように組み付いて投げ。中盤にも再び投げ、このラウンドも2度のシュートポイントを奪う。
3R、下がりながらストレートをヒットさせる未奈。余裕が出たか、笑顔を見せながらパンチの交換に応じる。溝口は逆転を狙い前進するも、コーナー際でまたも未奈に投げられ5つ目のシュートポイントをプレゼント。それでも前進を止めない溝口に応じるように未奈もパンチ連打。ラウンド終了直前に激しい打ち合いを見せたまま終了のゴングを迎えた。判定はシュートポイント5つを奪い取った未奈が圧巻の勝利。初代王座の栄冠を勝ち取った。
赤いベルトを腰に巻いた未奈は「欲を言えば倒したかったけど、今回はシュートボクシングルールで勝つのにこだわりました」と、シュートボクサーとしての勝利を優先したとコメント。続けて「大晦日に出たいとか、海外に出たいとか言っている選手はたくさんいますが、私はシュートボクシングが大好きなので、シュートボクシングで頑張りたいと思います」と、王者としてシュートボクシングにこだわる姿勢を見せた。
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