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【ジャパンキック】20歳の馬渡亮太がヒザで差をつけ三冠達成、モトヤスックはNJKF交流戦にKO勝ち

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2021/01/10(日)UP

右のパンチをヒットさせるモトヤスック

ジャパンキックボクシング協会
『「CHALLENGER1」 〜Beyond the limit〜』
2021年1月10日(日)東京・後楽園ホール 

▼第7試合 セミファイナル  ジャパンキックvsNJKF交流戦 ウェルター級 3分3R
○モトヤスック(ジャパンキック ウェルター級王者/治政館)
TKO 2R 2分36秒
●野津良太(NJKFウェルター級2位/NJKF・E.S.G)

モトヤスックが強烈なパンチで攻める

 セミファイナルは団体交流戦。ジャパンキックウェルター級王者モトヤスック(治政館)が、NJKFランカー・野津良太(NJKF・E.S.G)を迎え撃つ。

 モトヤスックは昨年1月に政斗との同門対決タイトルマッチを制し初代ジャパンキックウェルター級王座を獲得。同3月に高校を卒業したばかりの治政館の若きエースだ。2018年から2020年にかけては無敗と、絶好調のまま2021年初戦を迎える。

右ミドルを蹴り込む野津

 対する野津はNJKFを主戦場とし、J-NETWORK、BOMなど数々のリングに出場。ヒジ、ヒザを武器にアグレッシブなファイトを見せる。昨年4月にJ-NETWORK新宿FACE大会に出場予定だったが、新型コロナウイルスの影響により大会が中止に。約1年ぶりの出場となった9月の新日本キックでは、高橋亨汰にカットを奪われ無念のTKO負け。新春1戦目に再起を賭ける。

レフェリーが止めに入った瞬間

 1Rから野津がパンチで積極的に攻めるがモトヤスックが左ジャブで止め右ローと強烈な右ミドルを連打、そして強烈な右ストレートをヒットさせる。野津のパンチも当たるが浅い。

 2R、再び強烈なミドルの連打に野津の左脇腹は赤く腫れ始める。野津から組みに行った首相撲にモトヤスックの右の肘打ちが入る。

 そして膝蹴りから三日月蹴りでボディを攻め、そして右ストレートをヒットさせ、続けてパンチの連打でコーナーに追い込んだモトヤスック、被弾が続いた野津にレフェリーが試合を止めモトヤスックのTKO勝ちとなり、今大会のMVPも獲得した。


両者一歩も引かない接戦となった

▼第6試合 セミファイナル ジャパンキックバンタム級 3分3R
△石川直樹(ジャパンキック フライ級王者・前スック ワン キントーン スーパーフライ級王者/治政館)
ドロー ※三者とも29-29
△ジョムラウィー・Brave muaythai gym(元タイ国TV9chバンタム級王者、元タイ国パタヤスタジアム認定バンタム級王者/タイ)

石川の右ストレートが何度もヒットする

 ジャパンキックのエース・石川直樹が、ムエタイの強豪ジョムラウィーを迎える。石川はヒジ打ちとヒザ蹴りを武器とするフライ級王者で、押しも押されぬジャパンキックのエース。19年6月にはスックワンキントーンでスーパーフライ級王座も戴冠した。

 しかし同年8月にはWMCスーパーフライ級王者・大崎孔稀にKO負け、10月のKNOKC OUTではWBCムエタイ日本統一フライ級王者・仲山大雅にTKO負けと連敗。昨年1月に日本四冠王・松崎公則をヒジで切り裂き、TKO勝利で再起に成功した。 

3R、ジョムラウィーのヒジ打ちがヒット

 試合は1R、お互い様子を見ながら前蹴りで突き放す展開。後半には石川の右ハイキックがヒット。

 2Rはジョムラウィーのミドル、ヒザに合わせて石川がパンチを連打。ジョムラウィーはかわし、ローを入れて行くが、終盤に石川は飛びヒザを見せるなど反撃する。

 3R、石川の攻撃に組んでは投げるジョムラウィー、2度ほど投げを成功させヒジ打ちもヒット、優勢かと思われたが石川がここで怒涛のパンチのラッシュ、何発も顔面に被弾し顎が上がるジョムラウィー。

3R、ジョムラウィーは2度の投げを成功させた

 終盤にジョムラウィーの蹴りに合わせ石川の右ストレートで再び顎が上がるが、ここで終了のゴング。お互いに一歩も引かないこの一戦は三者とも29-29でドローとなった。

▶︎次のページは1試合から第6試合の結果

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