【ジャパンキック】20歳の馬渡亮太がヒザで差をつけ三冠達成、モトヤスックはNJKF交流戦にKO勝ち
ジャパンキックボクシング協会
『「CHALLENGER1」 〜Beyond the limit〜』
2021年1月10日(日)東京・後楽園ホール
▼第8試合 メインイベント WMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R
○馬渡亮太(元泰国チェンマイスタジアム認定バンタム級王者・前ジャパンキック バンタム級王者/治政館)
判定3-0 ※49-48、49-47、49-48
●クン・ナムイサン・ショウブカイ(MAXムエタイ 55kg王者/タイ)
※馬渡が新王者に
メインイベントには前ジャパンキックバンタム級王者・馬渡亮太(治政館)と、MAXムエタイ55kg王者であるクン・ナムイサン・ショウブカイ(MAXムエタイ55kg王者タイ)が、タイを拠点とするムエタイ団体・WMO(世界ムエタイ機構)インターナショナル・スーパーバンタム級王座を争う。
馬渡は、長くしなやかなミドルキックと殺傷力の高いヒジを武器とする20歳。2018年9月にタイ・チェンマイスタジアム認定バンタム級王座を獲得。2019年5月にはジャパンキック同級王座を獲得し、二冠を達成する飛躍を見せた。
昨年8月に元WPMF世界スーパーバンタム級王者のダウサコン・モータッサナイとドロー。10月にはタイを主戦場とする和製ムエタイ・福田海斗にダウンを奪われる完敗を喫しており、強豪クンを迎える2021年の初戦に再起を期す。
試合は1R、互いにローで牽制し合うがクンのローキックには重さが伺える。クンは離れた間合いから突然ボイディブローを放つなど少々トリッキーな動きだ。
2Rは組んでクンが馬渡を投げる。以降の組みで馬渡はヒザ、クンは肘打ちをヒットさせるが3Rになると組んでからの馬渡のヒザが何度もクンのボディを捉える。クンに精彩が失われて行く。スタミナを奪われたか。続いて馬渡はパンチでボディで攻める。
4R、馬渡の右ミドルの連打で始まったが、クンはパンチを馬渡の顔面にヒットさせる。馬渡は2度クンをこかすも終盤は馬渡のミドル、ヒザにクンがパンチを当てる展開。
最終5R、馬渡はヒザ、前蹴りでリード。何度もクンを前蹴りでロープに蹴り飛ばす。馬渡のフックもヒットし、クンは終盤にパンチで攻め馬渡を下がらせたが間も無く終了。判定3−0で馬渡が新王座についた。
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