【ジャパンキック】新春1月大会は元ラジャ王者・武田幸三プロデュース、若き二冠王・馬渡亮太がWMO王座に挑む
2021年1月10日(日)東京・後楽園ホールにてジャパンキックボクシング協会主催興行『CHALLENGER1』の開催が決定。対戦カードが発表された。
本大会は元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者の武田幸三氏がプロデュース。武田氏自ら大会名を「CHALLENGER」と命名しているという。
メインイベントには前ジャパンキックバンタム級王者・馬渡亮太(治政館)の出場が決定。MAXムエタイ55kg王者であるクン・ナムイサン・ショウブカイ(MAXムエタイ55kg王者タイ)とWMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座を争う。
馬渡は、長くしなやかなミドルキックと殺傷力の高いヒジを武器とする20歳。2018年9月にタイ・チェンマイスタジアム認定バンタム級王座を獲得。昨年5月にはジャパンキック同級王座を獲得し、二冠を達成する飛躍を見せた。今年は8月に元WPMF世界スーパーバンタム級王者のダウサコン・モータッサナイとドロー。10月にはタイを主戦場とする和製ムエタイ・福田海斗にダウンを奪われる完敗を喫しており、強豪クンを迎える2021年の初戦に再起を期す。
セミファイナルは中重量級の団体交流戦に決定。ジャパンキックウェルター級王者モトヤスック(治政館)が、NJKFランカー・野津良太(NJKF・E.S.G)を迎え撃つ。
モトヤスックは今年1月に政斗との同門対決タイトルマッチを制し初代ジャパンキックウェルター級王座を獲得。この3月に高校を卒業したばかりの治政館の若きエースだ。2018年から2020年にかけては無敗と、絶好調のまま2021年初戦を迎える。
対する野津はNJKFを主戦場とし、J-NETWORK、BOMなど数々のリングに出場。ヒジ、ヒザを武器にアグレッシブなファイトを見せる。今年4月にJ-NETWORK新宿FACE大会に出場予定だったが、新型コロナウイルスの影響により大会が中止に。約1年ぶりの出場となった9月の新日本キックでは、高橋亨汰にカットを奪われ無念のTKO負け。新春1戦目に再起を賭ける。
もう一つのセミファイナルにはジャパンキックのエース・石川直樹(治政館)が登場。トップコンテンダーの幸太(ビクトリー)と対戦する。
石川はヒジ打ちとヒザ蹴りを武器とするフライ級王者で、押しも押されぬジャパンキックのエース。昨年6月にはスックワンキントーンでスーパーフライ級王座も戴冠した。しかし8月にはWMCスーパーフライ級王者・大崎孔稀にKO負け、10月のKNOKC OUTではWBCムエタイ日本統一フライ級王者・仲山大雅にTKO負けと連敗。今年1月に日本四冠王・松崎公則をヒジで切り裂き、TKO勝利で再起に成功した。
対する幸太はジャパンキックバンタム級1位のトップコンテンダー。今年11月にはNKB同級2位の高嶺幸良をTKOで下し、勢いをつけている。
その他光成(ROCK ON)vs政斗(治政館)の70kg戦など、全9試合が決定している。
<決定対戦カード>
▼第9試合 メインイベント WMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R
馬渡亮太(元泰国チェンマイスタジアム認定バンタム級王者・前ジャパンキック バンタム級王者/治政館)
vs
クン・ナムイサン・ショウブカイ(MAXムエタイ 55kg王者/タイ)
▼第8試合 セミファイナル ジャパンキックvsNJKF交流戦 ウェルター級 3分3R
モトヤスック(ジャパンキック ウェルター級王者/治政館)
vs
野津良太(NJKFウェルター級2位/NJKF・E.S.G)
▼第7試合 セミファイナル ジャパンキックバンタム級 3分3R
石川直樹(ジャパンキック フライ級王者・前スック ワン キントーン スーパーフライ級王者/治政館)
vs
幸太(ジャパンキック バンタム級1位/ビクトリー)
▼第6試合 70kg契約 3分3R
光成(ジャパンキック ミドル級1位/ROCK ON)
vs
政斗(ジャパンキック ウェルター級1位/治政館)
▼第5試合 ジャパンキック ライト級ランキング戦 3分3R
睦雅(ジャパンキック ライト級2位/ビクトリー)
vs
内田雅之(ジャパンキック ライト級3位・元日本フェザー級王者/KICK BOX)
▼第4試合 バンタム級 3分3R
義由亜JSK(治政館)
vs
景悟(LEGEND)
▼第3試合 フライ級 3分3R
空明(治政館)
vs
松田虎之介(STRIFE)
▼第2試合 55kg契約 3分3R
西原茉生(チームチトク)
vs
中島大翔(GET OVER)
▼第1試合 55kg契約 3分3R
樹(治政館)
vs
猪野晃生(ZEEK)
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