【空道】清水亮汰が北斗旗を獲得、最重量級では奈良朋弥が連覇
全日本空道連盟
『2021 北斗旗全日本空道体力別選手権大会』(2P目)
2021年5月9日(日)青森・おいらせ町民交流センターアリーナ
▼‐230クラス決勝戦
〇目黒雄太(大道塾長岡支部)
延長旗判定5-0 ※目黒にポイント1(マウントパンチ)あり
●大西凜駿(大道塾横須賀支部)
‐230クラスでは、目黒雄太が2015年からの連続6回目の優勝を達成した。空道における、これまでの全日本選手権同一カテゴリー優勝記録は小川英樹のもつV5(93~97年‐230クラス。
その後、小川は階級を―240クラスに上げて98・99年と2連覇を達成)だったので、新記録を樹立したかたちだ。
決勝の相手は、19歳にして空道歴14年、昨年はジュニアクラスから一般に昇格して2020全日本体力別選手権・関東地区予選でいきなり優勝を果たしていたものの、全日本本戦がコロナ問題で中止となりデビューを逃していた大西凜駿。満を持しての今大会で、準決勝ではベテラン・小芝裕也に延長で競り勝つ底力をみせたが…。
決勝では離れても、組んでも、寝ても、目黒の嵐のような攻めがとどまらず。
新鋭に力の差をみせつけるかたちで圧巻のV6を決め「新しい世代にもっと強くなってもらうために、まだしばらくは負けるわけにはいかないです。居座り続けたいです」と貫禄のコメントを残した。
▼‐240クラス決勝戦
〇谷井翔太(大道塾横須賀支部)
再延長旗判定5-0
●遠藤春翔(大道塾総本部)
-230クラスで、2014年、2017年に全日本準優勝、2017年にアジア大会優勝という実績がありつつ、これまで全日本優勝経験のなかった谷井が階級を―240クラスにアップ。決勝では、19歳にしてキャリア13年、U19での全日本優勝を経て高校卒業後、大道塾総本部の寮生となったエリート・遠藤を相手に、本戦、延長、再延長と、計9分にわたるめまぐるしいスクランブルの連続を演じ、初戴冠を果たした。
▼‐250クラス決勝戦
〇加藤智亮(誠真会館所沢道場)
延長旗判定5-0
●小野寺稜太(大道塾総本部)
空道は、その競技者の大半を競技創始者である故・東孝が興した団体である大道塾の所属者が占めるが、むろんその門は、大道塾以外の格闘家に閉ざされているわけではない。2015年、2017年に続き、今回、3度目の全日本制覇を果たした加藤は、極真会館から派生した空手団体である「誠真会館」に在籍する選手。決勝の相手は、18歳にして空道歴15年、U19全日本優勝を経て今春より総本部寮生となった小野寺稜太だったが、道着を掴んでの頭突きで相手を崩してヒジ打ちや膝蹴りに繋げるなど、空道ならではの展開をみせつけた。
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