【Krush】王者・寧仁太、中野滉太をパンチで吹っ飛ばしKO防衛!稲垣澪は復活のヒザ蹴りKO勝利
▼第6試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●小倉尚也(スクランブル渋谷)
KO 1R 2分3秒 ※左右ボディ連打
◯岩尾力(POWER OF DREAM)
小倉はノンストップ・クラッシャーの異名を取るアグレッシブファイター。武尊に憧れ格闘家を志し、Krushのリングで戦ってきた。前戦は今年の3月に武尊の後輩・晃貴と対戦して、惜しくも判定負けを喫している。
対する岩尾は14年7月からK-1 グループに参戦して、西京春馬や朝久泰央ら強豪と戦ってきた。今回は約7年ぶりの出場。実は岩尾は4年半前にバイク大きな事故に遭い、医者からは「復帰は難しい」と言われていた。必死に手術やリハビリを行い、今回は奇跡的な復活を果たす。
1R、前に出る小倉が左右のローキックを多用。すると、距離を詰める小倉がロープ際で右フックのカウンターをクリーンヒット。これに岩尾がダウンを喫してしまう。
だが、立ち上がった岩尾は、回転の速いパンチをボディへ集めて逆襲を試みる。左の三日月蹴りを2発蹴り込むと、小倉をコーナーに詰めて、強烈な左右のボディフック!これをモロに被弾した小倉が壮絶ダウン。カウントが進む中、小倉は立ち上がることは出来ず。岩尾が大逆転KO勝ちでインパクトを残した。
▼第5試合 Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
◯森田奈男樹(日本/エイワスポーツジム)
KO 2R 1分35秒 ※右後ろ回し蹴り
●イゴール・シウバ(ブラジル/ブラジリアンタイ)
森田は、第4回JFKO全日本選手権軽重量級優勝の実績を誇るファイター。空手時代の得意技は、正確にヒットさせ、確実に相手にダメージを与える下突きと下段回し蹴り。現在はムエタイ選手の多いエイワスポーツジムに所属している。21年6月にKrushに参戦すると、ハイキック、後ろ廻し蹴り、上段前蹴りと空手技を駆使して無傷の3連勝(2KO)。今年4月にはタフな藤村大輔を強烈バックスピンキックで悶絶KOしている。
対するシウバは、ダニロ・ザノリニ率いるブラジリアンタイ所属。同門には、K-1で数々の王者クラスと戦ってきたヴィトー・トファネリが存在する。戦績は18戦16勝(6KO) 2敗と高戦績。ハードパンチもある。
1R、シウバが開始早々飛び込んで、荒々しく左右のフック、ストレートで攻めまくる。森田は落ち着いて左ミドル、右ローでコツコツシウバを削りにかかる。終盤、森田が右のバックスピンキックを放つ。
2R、シウバが前に出てパンチを振るうが、森田がカウンターの左フックを合わせて、最初のダウンを奪う。左の三日月蹴りで、シウバを削りまくる森田は、鋭い内回し蹴りで2度目のダウンを奪取。
さらに、森田が狙い澄ました右の後ろ回し蹴り!これを顔面へ被弾したシウバがふらつき、マウスピースを吐き出してしまう。追い討ちで、森田が右フックを打とうとしたところでレフェリーがストップ。森田の圧巻KO勝ちとなった。
マイクを持った森田は「この階級のベルトを獲りたいので、もっと頑張って練習します。応援よろしくお願いします」とコメントした。
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