【Krush】寧仁太・アリが“過去一の仕上がり”で初Vへ、中野滉太は本日ゴングの武居由樹に「絶対勝ってくれる」
8月27日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.140』の前日計量が、26日(金)都内にて行われた。
メインイベント(第9試合)「Krushウェルター級(67.5㎏)タイトルマッチ/3分3R・延長1R」で対戦する、寧仁太・アリ(王者/K-1ジム総本部チームペガサス)は67.45㎏、対する中野滉太(挑戦者/POWER OF DREAM)はリミットの67.5kgジャストで計量パス。その後の記者会見に出席した。
寧仁太は19年8月にプロデビューし4連勝。昨年9月K-1横浜アリーナ大会でのK-1ウェルター級王座決定トーナメントでは準決勝まで勝ち進むも、野杁正明の強烈なボディ攻めでマットに沈んだ。プロ初黒星からの再起戦で今年2月、松岡力の持つKrush王座に挑むと、延長戦に及ぶ大激闘の末に王座を勝ち取った。
直近のウェルター級王者は、初防衛で敗戦してベルトを奪われる状況が続いている。「ちゃんと仕上げられたので明日が楽しみ。ウェルター級のジンクスを破りたい。新しい記録を作りたい」と意気込む。練習の中で「過去一動きは良かった」と手応えを感じている。
さらに「K-1、Krushの中での注目度でいくと(今大会が)そんなに高くないと思っていて、それは自分の責任。他の大会に負けないように良い試合をして、次僕が出る時にもっと注目してもらえるように、階段を登っていきたい。チャンピオンらしい試合をしたい」との覚悟を示した。
対する中野はスーパー・ライト級(-65kg)で戦ってきたが、2月のK-1でウェルター級に上げると、元Krushウェルター級王者の山際和希を延長戦の末に撃破。この実績を買われて、階級転向2戦目で早くもタイトルマッチの挑戦権を獲得した。
計量時に、寧仁太と向き合い「凄くチャンピオンらしい強そうな顔をしていた」との印象を語る。本日26日には、元同門の武居由樹がボクシングで、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者ピート・アポリナルに挑戦する。「絶対チャンピオンになってくれる」と信頼を寄せつつ「自分が最後締めくくれるように」と闘志を燃やした。
明日のリングに最後に立っているのは、果たしてどちらか。
<全試合計量結果>
▼メインイベント(第9試合) Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
寧仁太・アリ(王者/K-1ジム総本部チームペガサス)→67.45㎏
vs
中野滉太(挑戦者/POWER OF DREAM)→67.5㎏
▼セミファイナル(第8試合) Krushフェザー級/3分3R・延長1R
岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)→57.45kg
vs
稲垣澪(K-1ジム大宮チームレオン)→57.45kg
▼第7試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
MOMOTARO(OGUNI-GYM)→60kg
vs
提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)→59.95kg
▼第6試合 Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
小倉尚也(スクランブル渋谷)→54.9kg
vs
岩尾力(POWER OF DREAM)→54.85kg
▼第5試合 Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
森田奈男樹(日本/エイワスポーツジム)→69.85kg
vs
イゴール・シウバ(ブラジル/ブラジリアンタイ)→69.9kg
▼第4試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
川島康佑(HALEO TOP TEAM)→64.6kg
vs
小林孝彦(K-1ジム総本部チームペガサス)→64.9kg
▼第3試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
新太(K-1ジム心斎橋チームレパード)→62.45kg
vs
河北光生(K-1ジム五反田チームキングス)→62.4kg
▼第2試合 Krushフェザー級/3分3R・延長1R
勝輝(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)→57.35kg
vs
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER) →57.4kg
▼第1試合 Krushライト級/3分3R・延長1R
増井侑輝(真樹ジムAICHI)→62.3kg
vs
鈴木孝司(K-1ジム五反田チームキングス)→62.45kg
▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushスーパー・フェザー級/3分3R
赤田功輝(ALONZA ABLAZE)→59.9kg
vs
松本和樹(T-GYM)→59.8kg
▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushフェザー級/3分3R
天野颯大(キング・ムエ)→57.8kg→再計量
vs
啓斗(team ALL-WIN)→57.4kg
▶次ページは【フォト】寧仁太が仕上がったボディでマッスルポーズ!
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