【ビッグバン】山際和希が団体史上初のワンデーT制覇!城戸康裕、蹴りで相手の腕を破壊し貫禄のKO勝利
▼第17試合 Bigbangヘビー級王座決定戦 3分3R延長1R
●愛鷹亮(力道場静岡/元Bigbangヘビー級王者)
判定0-3 ※三者とも29-30
◯坂本英則(修実館/元J-NETWORKヘビー級王者)
※坂本が新王座に就く
愛鷹は19年にK-1王者シナ・カリミアンをKOするなど、K-1JAPAN GROUPで活躍も、ここ最近はドロ沼の5連敗。KRESTから古巣の力道場静岡へ戻り、再起戦を迎える。
坂本は第8代J-NETWORKヘビー級王者、初代KROSS×OVERヘビー級王者の2冠王。K-1のリングでは京太郎、丸山公豊にいずれもKO負けを喫しており、Bigbangのリングで再起をかける。
両者は17年に対戦しており、愛鷹が剛腕フックでKO勝ちを収めている。再戦で勝つのはどちらか。
1R、両者とも右ローを蹴りつつ、様子を伺う。愛鷹が右のフックを豪快にヒットさせて距離を詰めると、坂本は胴回し回転蹴りで会場を沸かせる。
2R、愛鷹がやや圧を強めて、左右のフックやストレートを見舞う。前回の試合でKO負けを喫したからか、坂本は打ち合いには付き合わず、ガードを上げてコツコツとカーフキックを蹴る。
3R、愛鷹はスイングフックを見舞うが、坂本はサークリングして徹底的にアウトボクシング。愛鷹のパンチにカウンターのヒザ蹴りを合わせ、セコンドの指示でローを蹴り続ける坂本、勢いのあるバックブローも見せた。
ジャッジは3者とも坂本を支持。自身の戦い方を貫き通した坂本がリベンジ達成、ビッグバンヘビー級王座を戴冠した。
ベルトを巻いた坂本は「何とか勝てて、ヘビー級らしくない判定で泥臭い試合しかできないですけど、僕は世界で一番幸せ者だと思います。これからK-1(出場)だったり、ビッグバンのベルトも守っていかないといけない」と語った。
▼第16試合 62kg契約 3分3R
●勝次(藤本ジム/WKBA世界スーパーライト級王者)
判定0-3 ※28-30、29-30×2
◯石田勝希(RKS顕修塾/元MA日本スーパーライト級王者)
勝次は15年に新日本キックライト級、19年にWKBA世界スーパーライト級の王座を獲得した新日本キックのエース。今年の5月、「NO KICK NO LIFE」で橋本悟の引退試合の相手を務め、激闘の末にKO勝。しかし、続く7月には新日本キックで羅向のパンチラッシュで初回KO負けを喫した。
対する石田はK-1甲子園2009 第三位、第9代MA日本キックボクシング連盟スーパー・ライト級王者、RKSスーパー・ライト級王者などの実績を誇る。近年はK-1 JAPAN GROUPで戦い、ゴンナパー・ウィラサクレック、篠原悠人、横山朋哉などの強豪と拳を交えるも、いずれも敗戦に終わっている。
1R、勝次が左右のローキックを蹴りつつ、左ジャブで牽制。石田は左右のフック、ストレートで伸び込む。ミドルの蹴り合いから、随所で両者のパンチが交錯。勝次は近距離のアッパー、石田はフックを見舞う。
2R、序盤はロー、カーフキックの蹴り合い。石田が左右フックから右ローへのコンビネーション。勝次はガードを固めて、圧をかけるとパンチの交錯時にアッパーを出す。サークリングする石田が左ミドルをヒットさせる。
3R、手数を増やす石田はワンツー、フックとテンポ良く攻撃を出す。勝次は右ストレートやスーパーマンパンチを放つが、石田は左右のボディ打ちで対抗。距離が近くなり、石田が回転力で上回り、随所で的確なヒットを奪う。前に出続けた勝次だが、石田を捉えることはできず。終了のゴングが鳴った。
ジャッジは3者とも1、2ポイント差で石田を支持。石田がK-1 JAPAN GROUP代表の力を見せ付け、新日本キックの勝次を撃破した。
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