【KROSS×OVER】辻井和花が松本徐倫に判定勝利で新女王に、星憂雅はTKO防衛、小川悠太もTKO勝ちで王座獲得
KROSS×OVER実行委員会
『KROSS×OVER.23』
2023年10月22日(日)東京・新宿FACE
<第1部>
▼第17試合 KROSS×OVER PRO-KICK 女子フライ級(-50.8kg)初代王座決定トーナメント準決勝 2分3R
〇登島 優音(NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●荻原 愛(ワンサイド)
登島は前戦で荻原と同門である足立を相手に一方的な展開の後、1R KOで勝利を挙げ圧倒的な決定力の差を見せつけた。対する荻原は伝統派空手仕込みの右ストレートで対戦相手を眼科底骨折の疑いに追い込みTKO勝利をしている。
1R、萩原は遠い距離からの踏み込み右ストレート、登島は右のオーバーハンドフックで応戦。お互いにビッグヒットはない。
2R、距離が近くなると左フックを当てたのは登島、近距離では腕力のある登島が若干優勢か。
3R、激しい打ち合いの中、バッティングで中断する場面も。意地のぶつかり合いで両者の大きいパンチが交差する。コンパクトなパンチを出していた荻原がラフファイトを仕掛け、意地を見せる。
しかし、壮絶な打ち合いを登島が僅差で制し、12月17日にGENスポーツパレスで行われるKROSS×OVER PRO-KICK 女子フライ級(-50.8kg)初代王座決定トーナメント女王の座へあと一歩の所まで迫った。勝利した登島は決勝で本田ななかと王座を争う。この過酷なトーナメントを制し、初代女王の座を獲得するのは登島と本田、一体どちらになるのか。 絶対に目が離せない一戦が決定した。
▼第16試合 KROSS×OVER PRO-KICK 女子フライ級(-50.8kg)初代王座決定トーナメント準決勝 2分3R
●小笠原 綾子(NEXT LEVEL渋谷)
判定0-3 ※三者とも28-30
〇本田 ななか(TRY HARD)
1R、左右のフックで前に出る小笠原に対してワンツーを合わせるのは本田。本田は離れては左ミドル、近づいたら左膝を合わせる。小笠原も全く下がらず圧力をかけ続ける。
2R、開始から本田はジャブ、ロー、バックスピンキックで距離を支配する。ペースを掴もうとする小笠原は前に出るも、ジャブで攻撃をストップされてしまい、本田のローキックでバランスを崩す場面も。
3R、顔面前蹴りも織り交ぜるなど攻撃の多彩さを見せ、左膝で小笠原をスリップさせたのは本田。残り1分、左ボディと膝で小笠原を下がらせた本田は一気に攻める。インローも効かせてタフな小笠原をダウン寸前まで追い詰めた。本田がアマチュア時代からのリベンジを果たし、判定で決勝戦へと駒を進めた。勝利した本田は決勝戦12月17日『KROSS×OVER.24』で登島優音と王座を争う。
▼第15試合 KROSS×OVER PRO-GIRLSKICK -50kg FIGHT 2分3R
〇愛弥(NEXT LEVEL渋谷)
TKO 3R 29秒 ※パンチ連打
●足立 麻衣子(ワンサイド)
※足立は1Rに1回、2Rに2回パンチ連打にてダウンあり
▼第14試合 (株)イサミpresents KROSS×OVER GIRLS KICK スペシャルマッチ -53kg FIGHT 2分3R
〇宇野 あいり(SB立志會館/KROSS×OVER GIRLSムエタイ-45kg級優勝)
判定3-0 ※30-29×2、30-27
●籏野 夏美(TRY HARD)
▼第13試合 第3代 KROSS×OVER PRO-KICK LIGHTWEIGHT(-63kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R
●卓馬(ONE LINK)
TKO 1R 2分50秒 ※左フック
〇石川 章太郎(GRIT)
※石川章太郎が決勝戦へ進出
1R、開始から突進してラッシュを仕掛ける石川。卓馬はガードを固めてヒットを許さない。距離が近いオーソドックスとサウスポーの攻防で、お互いに距離感が合わない印象。
先に左ストレートをヒットさせたのは石川。卓馬も固めたガードから隙を見てパンチを返していく。もつれた攻防の中、ラウンド終了間際に石川の左フックがクリーンヒット。すると糸が切れたように卓馬が倒れ、衝撃的な結末となった。
▼第12試合 第3代 KROSS×OVER PRO-KICK LIGHTWEIGHT(-63kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R
△テレカ∞(NEXT LEVEL渋谷)
※ノーコンテスト
△瑠夏(L-REX)
※瑠夏は1R、右ストレートにてダウンあり
※本試合に関するトーナメントの勝ち上がり・裁定の詳細については後日発表となる
1R、試合開始直後からお互いに力の入った強い左ミドル、右ストレートをぶつけ合う。瑠夏はカーフキックを中心に攻め始めるが、テレカはまだ様子を見ている。
お互いの距離が縮まったところに右ストレートをクリーンヒットさせたのはテレカ。後方にバランスを崩しながら倒れる瑠夏に対して膝蹴りを追い打ち。その追い打ちがダウン後の攻撃扱いとなり試合中断。ダメージのある瑠夏の状態を見たドクターが試合をストップし、ノーコンテストとなった。
▶次ページは第1部、第11試合~オープニングファイト結果
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