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【UFC】“豪腕マッスル”ドリーゼ、イマボフに悔しい判定負け、反則蹴りを被弾する場面も

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2024/02/04(日)UP

ドリーゼは果敢に攻めるも、悔しい判定負け

 2月3日(日本時間4日)に開催された総合格闘技イベント『UFC ファイトナイト ラスベガス 85』メインイベントのミドル級マッチにて、同級7位のロマン・ドリーゼ(35=ジョージア)が同級11位のナッソーディン・イマボフ(28=ロシア)に判定負けした。4R、3点ポジションの際、イマボフから反則の顔面蹴りを貰う場面もあった。

 ドリーゼはADCCアジア王者にもなった巧みな寝技に加え、打撃でもKOできる豪腕パンチを持ち、4連勝かつ3連続KO勝利の流れで、昨年3月の前戦では同級4位のマービン・ヴェットーリと対戦するも敗れた。

イマボフの鋭いジャブをもらうドリーゼ©️UFC

 対するイマボフはキャリア12勝で9フィニッシュ(5KO・4一本)と決定力の高いダゲスタン共和国出身の強豪。昨年は1月にショーン・ストリックランドに判定負けし、同6月にクリス・カーティスを相手に3度のテイクダウンを奪うなど、試合を優勢に運んだが、偶発的なバッティングでノーコンテストとなった。

 試合は1R終盤にイマボフの猛ラッシュでドリーゼがダウン、ゴングに救われる形となったが、ドリーゼはTKO負け寸前。しかし、2Rから息を吹き返したドリーゼ、一方のイマボフは1Rの攻めでかなりの体力を使ったか、ドリーゼが試合をコントロールし、勢いを取り戻す。

 一進一退の攻防の中で4Rマットに左手をついて3点ポジションのドリーゼに対し、イマボフが背後から反則の顔面蹴り。大きなダメージを負ったが、ドリーゼは奮起。最終5Rの合計25分間を戦い切った。

UFC ファイトナイト ラスベガス 85
2
3日(日本時間4日)米ネバダ州ラスベガス
ミドル級マッチ
ロマン・ドリーゼ(ジョージア)
判定0-2 44-4947-4746-48
ナッソーディン・イマボフ(ロシア)

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