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【ビッグバン】極真出身・星龍之介、3度のダウンを奪うKO勝利でヘビー級新王者に!琢磨はポッシブルKを撃破し防衛成功

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2024/06/16(日)UP

積極的にパンチで攻めた宮﨑(右)は田中(左)を下した

▼第9試合 フェザー級挑戦者決定戦 3分3R 延長1R ビッグバンルール
〇宮﨑勇樹(FLY SKY GYM/MY GYM/MA日本キックフェザー級王者)
判定3-0 ※三者共に29-26
●田中 聡(K-1 ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

田中(右)は蹴りで対抗した

 MA日本キックフェザー級王者の宮﨑は、今年3月の小巻海斗戦で右ローキックKO勝ちを収め、勢いがあるまま今回のフェザー級挑戦者決定戦に出場する。

 対する田中は、第37回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝の経歴があり、ビッグバンでデビューしているため、フェザー級挑戦者決定戦への思いは強いという。

 1R、宮﨑はプレスをかけて右を狙う。田中は左右に構えをチェンジしながら、カーフキック。すると宮﨑の右が決まり、田中がダウン。田中は立ち上がると再びフットワークを使い、左右の蹴りを返して意地を見せる。

宮﨑はパンチでダウンを奪った

 2R、田中は攻めてくる宮﨑に対して、カウンターの右を入れる。それでも宮﨑は前へ出て右をボディへ。後のない田中は、パンチを入れながらハイキック。これが入ると、宮﨑がやや劣勢に。田中はパンチをまとめて逆襲。

 3R、逆転したい田中は、プレスをかけてパンチで攻める。さらにミドルキック、ヒザ蹴りで猛攻開始。追い込まれたように見えた宮﨑だが、打ち合いに持ち込むと右フックでダウンを奪う。ここは立ち上がった田中は、最後まで打ち合うも判定へ。2度のダウンを奪った宮﨑が判定勝ちをものにした。

宮﨑が判定勝ち

 宮﨑は勝利マイクで「今日、父の日で感謝しています。自分も父親なんで、がんばっていきます。義理の父も天国にいっていないので、感謝しています」と挨拶。フェザー級チャンピオンの竹添もリングに上がり、「バチバチ打ち合って、スーパービッグバンを盛り上げましょう」とアピールした。


林(右)は平澤(左)に判定勝ち

▼第8試合 3分3R 61.5kg契約ビッグバンルール
〇林 京平(湘南格闘クラブ/元Bigbangライト級王者)
判定3-0 ※29-27×2、30-27
●平澤優聖 (士道館植野道場/MA日本キックライト級王者)

 林は、元K-1フェザー級王者・村越優汰と同門。前Bigbangライト級王者で、2020年9月のKrush.117で岡嶋形徒にKO負け。21年3月のKrush.123では國枝悠太にKO負けを喫し、11月は目黒翔大とドローに終わっている。23年1月は仲川広汰から勝利した。

平澤(左)はパンチから蹴りにつないだ

 平澤は幼少期から学んでいた空手をベースに、リーチを活かしたコンビネーションを得意とする現MA王者。23年12月のBigbangでポッシブルKにKO負けしたが、今年5月にちび太をKOで下して再起した。

 1R、林は距離を詰めて左フックからカーフキック連発。平澤は前蹴り、ハイキックを狙っていく。林はパンチを打ち込みたいが、平澤のハイキックを警戒している様子。前蹴りで突き飛ばされる林は首を傾げるシーンも。

林は左フックでダウンを奪った

 2R、じりじりと距離を詰める林はパンチからカーフキックに繋げるも、なかなか攻め手がない。平澤は前蹴りからヒザ蹴りへと繋げる。平澤はリズムを掴みかけたのか、前蹴り、カーフキック、そしてパンチで攻める場面も。だが、林が左フック一発でダウンを奪う。立ち上がった平澤は、反撃するもラウンド終了。

 3R、林は前へ出てカーフキック、フックと追い打ちをかけてKOを狙う。平澤はここを凌ぎ、ミドルキック、そしてハイキックを放つ。それでも林はパンチでボディと顔面を打ち分けて、最後の力を出し切る。判定は3-0で林が勝者となった。

林が勝利

 林は、「強い選手と分かっていたんですけど、勝ててよかったです。3年前、目黒翔大選手と戦ってドローだったので、タイトルマッチで自分と戦ってください」と対戦をアピールした。

 

 


<その試合結果>

▼第7試合 3分3R 70kg契約ビッグバンルール
〇松下大紀 (BELIEVE MAN)
判定2-1 ※29-28、28-29、30-29
●KONZISIBADBOY(=コンジシバッドボーイ/KUNISNIPE 旭)

▼第6試合 バンタム級挑戦者決定戦 3分3R 延長1R ビッグバンルール
●鈴木太尊(谷山ジム小田原道場)
判定0-3 ※26-30×2、25-30
〇井上海山(POWER OF DREAM)

▼第5試合 3分3R 67.5kg契約 ビッグバンルール
〇水上 陽生(ポゴナ・クラブジム)
TKO 2R 0分07秒 ※右フック→レフェリーストップ
●狂介(M-BLOW/WCLtuch ウェルター級初代王者)

▼第4試合 3分3R スーパーバンタム級 ビッグバンルール
〇蘭丸(teamAKATSUKI)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-29
●龍生(ALONZA ABLAZE)

▼第3試合 3分3R 57.5kg契約 ビッグバンルール
〇石川 慶(team NOVA)
判定3-0 ※30-26×2、30-27
●湯本剣二郎(team NEO)

▼第2試合 3分3R フェザー級 ビッグバンルール
●高田 優 (湘南格闘クラブ)
判定0-3 ※三者共に27-28
〇寛心(=ひろと/士魂村上塾)

▼第1試合 3分3R フェザー級 ビッグバンルール
●修羅斗(谷山ジム)
判定0-2 ※29-29、29-30、28-29
〇嶋津悠介(RIKIX)※デビュー戦

▼オープニング 3分3R 60kg契約 ビッグバンルール
〇荒井幸太郎(ファイティングアカデミー ドラゴンテイルジム)
判定3-0 ※三者ともに30-27
●岡田響也(真樹ジム AICHI)※デビュー戦

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