【ボクシング】無敗ホープ、目が”唇のよう”に腫れる!3度のダウン喫すも怒涛の反撃でドローに
10月19日(現地時間)米国フロリダ州オーランドにて行われた[IBFインターナショナル ミドル級タイトルマッチ 10R]では、オーストラリアの無敗ホープであるマテオ・タピア(26)が計3度のダウンを喫しながらも怒涛の反撃でドローに持ち込んだ。
その代償として、殴られた右目が、まるで”もう一つの唇”であるかのように膨張。しかし、その戦いぶりに観客はスタンディングオベーションで応えた。
【フォト・動画】まるで唇!彼の腫れた右目、ダウン3度も立ち向かう激闘
タピアはメキシコからオーストラリアに移住し、将来を嘱望されるミドル級ホープ。オーストラリア中量級のエースで、今回の興行のメインを務めたティム・チューのスパーリングパートナーでもある。戦績は17勝(10KO)無敗。
今回の相手はWBOインターコンチネンタル・ミドル級王者のエンドリー・サアベドラ(33=コロンビア)。16勝(13KO)1敗、カネロ・アルバレスのスパーリングパートナーも務めた強打者だ。
序盤は無敗タピアが優勢も、3Rには相手の連打を受けダウン、更に左ボディで再度ダウン。タピアのダメージは明らかで、3Rに負った切り傷からくるだろう腫れで、右目はほとんど塞がっていた。
しかし5R、タピアが”100万ドルの右”と呼ぶ得意の右フックでダウンを奪い返す。その後も激闘が続き、9Rにはまたもダウンを奪われ、ロープからはみ出すほどだ。
採点は93-93が2人、もう一人は94-92でタピアにつけ、ドローとなった。激闘に客席はスタンディングオベーションも、相手は明らかに不満げな様子で、インタビューでは「判定は理解できない」とコメントしている。
ネットでも「タピアは負けていた」という声は挙がっているが、タピアは再戦について「喜んで応じる」としている。
メインでは盟友チューが4度のダウンを喫し、まさかのKO負け。近年はオーストラリアでボクシングが人気だが、2人の人気ボクサーはKO負けや物議の判定を払拭することが出来るか。
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