【修斗】43歳・岡見勇信が念願の世界王者に!エフェヴィガは圧巻一本勝ちで環太平洋王座を獲得
▼第5試合 環太平洋ライト級チャンピオン決定戦5分3R
〇エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO MMA/同級1位)
一本 3R 3分17秒 ※スリーパーホールド
●マックス・ザ・ボディ(BRAVE/同級3位)
※エフェヴィガが第11代環太平洋ライト級王座に就く。
エフェヴィガは、2022年ウェルター級新人王を獲得するなど、デビュー以来、MMA通算9戦全勝の記録を持つ。今年8月、元Bellatorのエマニュエル・サンチェスと対戦し、初回KO勝ちを収めている。
対するマックスは同級3位、カメルーン出身のファイター。過去にはキャプテン☆アフリカと王座戦で戦ったことがあるが、惜しくも敗北している。今年9月には、西尾真輔にKO負けを喫しているが、王座戴冠へ燃える。
1R、サウスポーのエフェヴィガが長い手足を活かした右ジャブ。マックスは一気に飛び込んでの左右フック。エフェヴィガは距離を詰めての左ストレート。マックスは組みに行くが、押し倒して上を取ったのはエフェヴィガ。ハーフガードの状態のマックスの足を抜いて、肩固めを狙い。
2R、突っ込むマックスに、エフェヴィガが細かいフック、ストレートをカウンターでヒット。打撃の展開では、エフェヴィガがヒット数で上回る。マックスは組みも混ぜながら、対処したいが、終盤にはケージ際からバックを奪われてしまう。エフェヴィガのペースで試合が進む。
3R、マックスは起死回生の左右フックを豪快にヒット。やや面食らったエフェヴィガだが、ケージ際でヒザ蹴りを当てる。マックスのパンチをディフェンスするエフェヴィガは、ケージ際でスクランブルから上になると、チョーク狙い。残り2分30秒ほど、上からパウンドを打ちながら圧をかけるエフェヴィガに対し、マックスは防戦一方に。エフェヴィガが一気にチョークへ!これががっちりと極まり、エフェヴィガが圧巻一本勝ちを収めた。
エフェヴィガはマイクで「10戦目でチャンピオンになれました。皆さんのおかげでここまで来れました。ありがとうございます。試合はなかなか思った通りには行かないですけど、それでも10戦負けなかったってことは、勝ちながらも学んで成長してきた証。これからも学び続けて、勝ち続けたいです」と謙虚に語った。
▼第4試合 2024年度新人王決定トーナメント準決勝 フライ級5分2R
●中池武寛(パラエストラ小岩)
TKO 1R 4分37秒 ※パウンド連打→レフェリーストップ
〇シモン・スズキ(和術慧舟會HEARTS)
フライ級の2024年度新人王決定トーナメント準決勝に、デビュー以来4戦全勝、全てフィニッシュしている“スーパー高校生”中池が出場。高一で全日本アマチュア修斗選手権を制した際のインタビューで「全勝で勝ち上がって平良達郎をフルボッコにしたい」とUFCで活躍中の“スーパーノヴァ”を名指しで指名するなど、要注目の17歳だ。
対戦相手は、中池と同年の全日本選手権で圧巻の試合内容でバンタム級を制したシモン。勝った方が新人王決勝戦への切符を手に出来るサバイバルマッチとなる。
1R、サウスポーのシモンが自ら圧をかけて、距離感を支配し、左ストレートを当てる。お互いのパンチが交錯し、緊張感のある攻防が繰り広げられるが、シモンが的確に右フックを当てる。ケージの組み際では、中池がバックを狙い、テイクダウンを迫る。ケージ際での組み合いが続く中、ブレイク。シモンがケージを掴んでしまい、注意が与えられる。
すると、パンチで前に出たシモンがフロントチョーク狙いから、押し倒して上に。豪快な鉄槌連打、左右のヒジ打ちと鉄槌を集め、レフェリーがストップした。
シモンはマイクを持つと「中池選手、戦ってくれてありがとうございます。俺を弱いと言っている人がいるけど、舐めんじゃねえ。どんどんフライ級で勝って行く。覚悟しておけ」とアピールした。
▼第3試合 バンタム級5分2R
●平川智也(マスタージャパン東京/同級世界6位)
判定0-2 ※18-20×2、19-19
〇杉野光星(ALLIANCE)
▼第2試合 epsomsalt seacrystals Presents インフィニティリーグ2024 フライ級5分2R
〇須藤晃大(勝ち点9/EXFIGHT)
判定2-0 ※20-18×2、19-19
●亮我(勝ち点5/ゴンズジム)
▼第1試合 フェザー級5分2R
〇たてお(ELEVEN/同級世界9位)
判定3-0 ※三者とも20-18
●島村 裕(パラエストラ小岩)
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