【DEEP】赤沢幸典がMMA復帰戦で一本勝ち！「大晦日、ソルダトキンの相手は僕でどうですか？」

2025/11/23（日）UP
（最終更新：2025/11/23 16:17）

▼セミファイナル（第9試合）DEEPウェルター級 5分3R
〇阿部大治（TITAN GYM）
一本　1R 1分06秒　※三角絞め
●小林ゆたか（夕月堂本舗）

　阿部は17年にパンクラスウェルター級王座を戴冠。その後UFC、ONEと世界の舞台でも戦い、21年2月にはDEEPウェルター級暫定王座にも就いた（後に正規王者）。24年7月のDEEPで嶋田伊吹に一本負けを喫してからは、MMA3連敗中と後がない状況だ。

　一方の小林は、今年4月のDEEP浜松大会、8月の『AFC38』で勝利して2連勝と勢いに乗っている。

　1Rに、ともにカーフキックとパンチを顔面に入れる攻防。ここから小林はダブルレッグを仕掛けてテイクダウンを狙う。これを阿部が潰すと三角絞めの体勢へ。がっちり入り、小林がタップして66秒で勝敗が決した。

　一本勝ちの阿部は「来年もう一回、DEEPのベルトを獲りにいきます。あと、ノーダメージなので年末あればお願いします」とアピールした。

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▼第8試合　DEEPフライ級 5分2R
●神酒龍一（HERMIT CLUB）
判定1-2　※20-18、18-20、19-19（マスト：ナカムラ）
〇マサト・ナカムラ（レンジャージム）

　神酒は13年に修斗世界バンタム級王座決定戦に勝利し王座を獲得。15年にはフライ級キング・オブ・パンクラス決定戦で判定勝ちを収め、史上初の修斗世界王座とパンクラス王座の両方に就いた。今年4月にDEEPで齊藤璃貴と対戦も敗北し、今回が再起戦となる。

　ナカムラは、フィリピンと日本のハーフ。9歳からグローブ空手を始め、15歳から地下格闘技を経験。海外経験もあり、インドネシアで戦ったことがあるが、5連敗後の前回の再起戦はノーコンテストに終わった。

　1Rに神酒は右のパンチからシングルレッグも、これはナカムラが対応。そしてナカムラの右が入り、神酒はバランスを崩す場面も。後半は神酒がバックを奪い、マウントポジションから腕十字からパウンド攻撃を返した。

　2Rは神酒がタックルを狙い、ナカムラがこれを切って右の強打を放つ展開に。後半は神酒が下から三角を仕掛けるも、これを外したナカムラがバック奪う攻防もあったが判定へ。僅差の勝負となり、スプリット判定でナカムラが勝利した。

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