【UFC】急遽参戦のアンデウソンが健闘も王者コーミエが勝利
▼第10試合 ライトヘビー級 5分3R
○ダニエル・コーミエ(アメリカ/同級王者)
判定3-0 ※三者ともに30-26
●アンデウソン・シウバ(ブラジル/ミドル級5位/元UFCミドル級王者)
大会3日前に急遽オファーを受けて参戦を決意したアンデウソンは、大歓声に迎えられて登場。対するコーミエにはブーイングが浴びせられる。
1R、体重で10kg近く上回るコーミエが、早速プレッシャーを掛けて前に出る。左ジャブからタックルに入り、テイクダウンに成功。上から巧みにポジションを移行し、ハーフガードから強烈なヒジとパウンドを落とす。
2R、アンデウソンの蹴り足を掴んだコーミエが再びテイクダウンに成功。アンデウソンを押さえつけながら、ヒジと鉄槌を落とし続ける。しかし、レフェリーが膠着と判断し、試合は再びスタンドからスタート。すると、アンデウソンが左ヒザと右フックを続けざまにヒット。コーミエの動きが止まり始めたところでラウンド終了。
3R、ロー、ヒザ、ヒジとシャープな打撃を繰り出し、アンデウソンがらしさを見せ始める。しかし、コーミエは再びアンデウソンに組み付きテイクダウンに成功。上からパウンドと鉄槌を打ち続ける状態が続くが、再びレフェリーが試合をスタンドに戻すと会場からは大歓声。
すると、アンデウソンの左ミドルが鞭のように炸裂。コーミエは一瞬、脇腹に手を当て、痛そうな表情。コーミエはアンデウソンに組み付き、ケージに押し付けてしのいだところで試合終了となった。
再三、上のポジションから打撃を放ったコーミエがフルマークの判定勝利を収めた。コーミエは「相手が変わってしまい自分を奮い立たせる必要があったが、自分は自分のやるべきことを出来たと思う」と話した。
敗れたアンデウソンにもマイクが向けられ、「大きな挑戦だった。毎日の練習の成果を出す時だと思い、今回のオファーを受けた。すごく満足している。ありがとう」と述べると、会場から拍手が沸き起こった。
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