【KNOCK OUT】那須川天心が予告通りパンチで元ボクシング世界王者をKO
キックスロード
「KNOCK OUT vol.1」
2017年2月12日(日)東京・大田区総合体育館
▼第6試合 3分5R 56.5kg契約
○那須川天心(TARGET/ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者、RISEバンタム級王者)
KO 4R 2分39秒 ※左ボディブロー
●アムナット・ルエンロン(タイ/元プロボクシングIBF世界フライ級王者、元ルンピニースタジアム認定フライ級王者)
キックボクシングのみならずMMA(総合格闘技)の『RIZIN』でも活躍する那須川。今回の対戦相手アムナットは過去にムエタイを経験し、ルンピニースタジアム認定フライ級王者に輝いた実績を持つ。その後、プロボクシングに転向し、12戦無敗でIBF世界フライ級王座に就いた。2014年5月には、アマチュア時代にも対戦して勝利している井岡一翔の挑戦を退けて初防衛に成功。井岡の3階級制覇を阻止するとともに、井岡にプロ初黒星(現在でも唯一の黒星)を付けた。
同王座は5度の防衛に成功(6度目の防衛戦で敗れた)。ボクシング戦績は17勝(5KO)1敗で、2016年5月の試合を最後にプロのリングから離れたが、アマチュアボクシングでリオ五輪にタイ代表として出場している。
1R、アムナットは前蹴りで那須川の足を蹴り、那須川は左ロー。那須川の左ストレート、左ボディブローがヒットすると場内からどよめきが起こる。
ミドルとローを蹴り、パンチをほとんど出さないアムナットに那須川は強烈な左右ロー。アムナットはヒジを放ったが、那須川がかわす。
2Rも強い左ローを蹴る那須川。アムナットはロープを背負っての蹴りを放つ。時折パンチを出すが那須川はかわす。さらにクリンチで那須川の動きを止める。前に出てこないアムナットを那須川はポーズをとって挑発する。
3R、那須川が左フックをヒットさせ、アムナットが組み付いてくるとヒジ打ち。アムナットもヒジを打ち返す。アムナットが組み付いてくるところに左フックを狙い撃ちする那須川。アムナットは焦ったかスリップで倒れた那須川を蹴り、イエローカードが提示される。アムナットがミドルを蹴ると那須川は必ずローを返す。
4R、右ストレートを顔面とボディに打ち、右フックも放つアムナット。那須川は左ミドルを蹴り、パンチを放っていくがアムナットはすぐに組み付く。
那須川はパンチを連打して前に出ると、ロープを背負ったアムナットに左右のボディブロー連打。アムナットは崩れ落ち、そのまま10カウントが入った。
予告通りにパンチでアムナットを倒した那須川はマイクを持つと、「アムナット選手は凄く上手くて距離が思ったより遠くて変な試合でしたが、自分の言った通りパンチで倒すことが出来て嬉しいです。自分の自信にもなりました。
アムナット選手がいたからこういう試合が出来ました。ありがとうございます。僕は一人じゃなく皆さんの応援のおかげでこういう舞台に立ち、試合が出来ています。ありがとうございます。僕はこの格闘技界を変えようしているのでこれからも応援お願いします」と、高らかに宣言した。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!