【KNOCK OUT】帝王ヨードレックペットがダウン奪っての勝利で準決勝へ
キックスロード
「KNOCK OUT 2018 cross over」
2018年10月7日(日)東京・後楽園ホール
▼第4試合 KNOCK OUTライト級(61.5kg)アジアトーナメント一回戦Aブロック 3分5R
〇ヨードレックペット・オー・ピティサック(23=タイ/KING OF KNOCK OUTライト級王者)
判定3-0 ※50-46、50-45、50-45
●岩城悠介(24=PCK連闘会/聖域統一60kg王者)
※ヨードレックペットが準決勝へ進出。
現在のムエタイ界を代表するスター選手であるヨードレックペットは、1回戦で中国代表ル・ジュンと対戦することが決まっていたが、ジュンが練習中の負傷によってドクターストップ。今大会を欠場することになり、代わって聖域統一60kg王者・岩城と対戦することになった。
岩城は宮城県出身で、東北のキックボクシングイベント『聖域』の王者。2013年7月には“キックのカリスマ”立嶋篤史に高校生ながら戦いを挑み、引き分けている。今年2月には現WBCムエタイ日本統一フェザー級王者・新人に1RでTKO勝ち。9月29日にタイのテレビマッチでKO勝ちを収め、現在3連続KO勝ち中。わずか1週間のインターバルで代打を引き受けた。
1R、サウスポーのヨードレックペットに対して岩城は左へ回り込みながらジャブを打ち、パンチの機会をうかがう。ヨードレックペットの左ミドル、左ローが快音を発し、場内から大きなどよめき。
2R、岩城はワンツー、バックハンドブロー、飛びヒザ蹴りと攻撃を繰り出すが、ヨードレックペットのガードはビクともしない。ガードを固めたまま前へ出て、強烈な左ローとミドルを蹴っていくヨードレックペット。
3R、ヨードレックペットは顔とボディへの左ストレート、右フックを多用してくる。岩城もパンチ打ち返すが、左ローで一瞬動きが止まる。ヨードレックペットの左ロー、左ストレートに、右ストレートで対抗する岩城。
4R、さらに圧力を増すヨードレックペットは左ボディストレート、左ミドル、左ローで攻めまくる。岩城は右の三日月蹴りとヒジで応戦したが、左ボディの連打でしゃがみ込み、ダウンを喫する。
5R、ヨードレックペットは左ミドルを連発して左ストレートにつなぐ。岩城はパンチを放って前へ出て行くが、勝ちを確信しているヨードレックペットはガードを固めて左ミドルを蹴っていく。そのまま試合終了となり、ヨードレックペットが大差の判定勝ちで準決勝へ進出した。
「今回は相手が結構強かったね。またいい試合をするのでお願いします」とヨードレックペットは笑顔で勝利者インタビューに答えた。
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