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【修斗】黒部三奈、TKO勝利で決勝へ「生きるか死ぬか」と覚悟語る

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2020/05/31(日)UP

黒部の決勝進出が決まった(C)SUSUMU NAGAO/SUSTAIN

サステイン
『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ Supported by ONE Championship』
2020年5月31日(日)会場は非公表(テレビマッチのため)

▼第4試合 THINKS INTERNATIONAL Presents
修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝 5分3R
〇黒部三奈(マスタージャパン)
TKO 3R 1分54秒 ※パウンド連打
●大島沙緒里(AACC)

 元DEEP JEWELSアトム級王者の黒部はトーナメントの大本命との呼び声も高く、”最強のアラフォー女子”黒部が、DEEP JEWELSに続き修斗でもベルトを勝ち取るのか注目が集まる。

 対する大島は1歳半の双子を育児中のママファイター。「全日本ジュニア柔道体重別選手権大会」で2014年に優勝した柔道エリートで、2019年の全日本アマチュア修斗優勝者だ。

黒部が怒涛のパウンドの連打でTKO勝利(C)SUSUMU NAGAO/SUSTAIN

 1R、大島がタックルからテイクダウンしてバックに回り、黒部が逃れても再度組みつき小内刈りでテイクダウンと先行。黒部はしかし3度目のタックルを切り、首相撲からのヒザとボディパンチで反撃する。ラウンド最後もワンツーを大島に決めて終了する。

 2R、黒部はタックルを切り始め、首相撲からのヒザで攻める。大島がタックルでテイクダウンしても黒部はスクランブルで上を取り、鉄槌・パウンドを打ち込んでいく。大島はこれを足で妨害するが、黒部はさらに打撃をまとめる。

(C)SUSUMU NAGAO/SUSTAIN

 3Rも黒部はタックルを切って大島を下にしてパウンドで攻勢。最期はマウントになってさらに連打し、レフェリーが試合をストップした。

 試合後、決勝での対戦が決まった杉本がケージに入り、両者が試合への意気込みを語る。杉本が「狙うはただこのベルトなので絶対負けません」と語れば、黒部は「私はケージに入るとき勝つか負けるかではなく、生きるか死ぬかで入ってきています。死んでもいいやと。杉本さんにその覚悟はありますか?」と問いかけると、杉本は「あります!」と返答。「奥さん、いいんですか?」と黒部は重ねたが、最後には「7月はいい試合しましょう」と続け健闘を誓った。

※全試合結果はこちら

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