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【UFC】“ネクスト・マクレガー”ショーン・オマリー、足の負傷で12連勝ストップ

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2020/08/16(日)UP

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▲金網際のオマリーにキックを放つヴェラ

WME-IMG
『UFC 252』
2020年8月16日(日・日本時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガス UFC APEX

▼バンタム級
●ショーン・オマリー(アメリカ)
TKO 1R 4分40秒 ※パウンド
〇マルロン・ヴェラ(エクアドル)

“ネクスト・マクレガー”とも呼ばれる注目選手オマリーが1R TKO負け(Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)

 オマリーは現在12戦12勝と無敗で、現在2連続初回KO勝ち。歯に衣着せぬ発言で“ネクスト・マクレガー”の呼び声もある。対するヴェラは前回中国のソン・ヤドンに敗れたが、それまでは5連勝。ヴェラは母国エクアドルのスター選手で、この試合を機に勢いを戻さんとする。

 1R、オマリーは左右に構えをスイッチしながらロー、前蹴りを飛ばす。ヴェラも呼応するように左右に構えを変えながら様子を見る。オマリーは体を振ったり身を沈めるフェイントを見せ、金網際に下がってヴェラを誘う。飛びヒザのようにジャンプしたオマリーだが、ヴェラの前蹴りにバランスを崩しグラウンドに倒れる。そこへヴェラは左ヒジを打ち込んで効かせ、さらに左ヒジ、鉄槌をフォローしレフェリーストップを呼び込んだ。オマリーはフェイントの際、踏み込んだ右足を痛めており、それがフィニッシュの呼び水となってしまった。

 エクアドルの国旗を身にまとったヴェラは「ビッグネームとか関係ないんです。相手が強かろうが人気があろうが私がやれば勝てるんです。私は(下馬評が不利でも)気にしません。3人の子のために勝たねばなりません。彼は右が強いので警戒していました。チャンスがあれば仕留めようと思っていました。上手くいきました。私は底辺から這い上がってきました。またジムに戻ってトレーニングを続けます」と語り、意気揚々と引き上げた。

※全試合結果はこちら

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