【RIZIN】鈴木千裕、平本蓮にフラッシュダウンを奪い判定撃破
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN LANDMARK vol.2』
2022年3月6日(日)
▼メインイベント(第5試合) RIZIN MMA ルール(66.0kg):5分3R
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0
●平本蓮(ルーファスポーツ)
【動画】鈴木の右ストレート炸裂!平本が腰が落ちるフラッシュダウンの瞬間
鈴木は現役のKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者。「キックとMMAの二刀流を目指す」と宣言して昨年からRIZINに参戦を始めこれまで1勝1敗、1月にはKNOCK OUTで強豪タップロン・ハーデスワークアウトを初回KOに沈め、今回の試合に臨む。
対する平本はK-1でゲーオ・ウィラサクレックやゴンナパー・ウィラサクレックといったトップファイターをKOで降した後にMMAへ転向し今回が第2戦。2020年大晦日のMMAデビュー戦では萩原京平に破れたが、その後海外修行を行いBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスらと練習を積んでおり、その成長に注目が集まる。
1R、中央に進んだ平本がワンツーを当てるが、鈴木も右ストレートをリターン。鈴木がそこから右ストレートを当て、平本は一瞬腰が落ちる。平本は組みつくが、鈴木は払い投げのようにテイクダウン。立ち上がる平本を鈴木がコーナーに押し込むもレフェリーがブレーク。平本のタックルを鈴木が受け止めコーナーに押し込む。押しのけたい平本だが、鈴木がコーナーに押し込み動かさせない。
再びブレークが掛かり、ラウンド最後の打ち合いは平本がフックとヒジを振るってヒットを得る。
目の下に腫れの見られる平本にドクターチェックが入った後で2Rがスタート。鈴木が組みに出て平本をコーナーに押し込む。平本もヒジを返して応戦するが、こう着でブレーク。接近しヒジを振るう平本だが、鈴木がタックルからテイクダウン成功。サイドポジションで抑え込み、マウントポジションを奪取。平本が立ち上がるも鈴木がオンブ状態となり終了となる。
3R、平本は前に出てストレート&ヒジ。鈴木が組んでテイクダウンも、ここは平本が立ち上がる。鈴木は平本をロープ・コーナーに押し込み身動きさせない。組みを徹底する鈴木はこれで平本にパンチを出させない。平本は終了直前、鈴木を押し倒して上からパウンドを放つが、時すでに遅しのタイムアップ。
判定は攻勢だった鈴木が3-0で勝利。平本のMMA初勝利はならなかった。
マイクを持った鈴木はセコンドや周囲に感謝を述べ、「MMAって難しくてまだKOできる技術を持っていないので、ここからチャンピオンになるまでどんどん強くなっていくので僕のストーリーを見てください。次絶対KOできるように頑張るのでよろしくお願いします」と語り、「一昨日かな、SNSのコメント欄に朝倉選手が激励の言葉をくれて嬉しかったです。朝倉選手が引退するまでに実力をつけて上がっていくので、その時は戦ってください。二刀流を体現します。チャンピオンになるよう頑張るので見てください。有言実行します」と今後の目標を語った。
敗れた平本もリングに残り、アナウンサーからの質問に「負けました。けど負けてないっす。またすぐやります。死ぬ気でやってきたので今日は後悔ないです。これからの試合で見せていきます」と語り、リングを後にした。
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