【ボクシング】谷口将隆がWBO王座初V達成、計量オーバーの石澤開に11R TKO勝利
4月22日(金)東京・後楽園ホールで開催されたボクシングイベント『PXB PHOENIX BATTLE 87』の[WBO世界ミニマム級タイトルマッチ]で、王者・谷口将隆(28=ワタナベ)が、石澤開(25=M.T/現・日本同級王者)を11R 2分29秒、レフェリーストップによるTKOで下して、初防衛に成功した。
前日計量では、石澤が契約体重を約2.3kgオーバー。本日の17時半の当日計量に臨み、リミットの50.6kgに合わせたため、試合成立に至った。このような場合、WBAなどの他団体は、王者が負けた場合でも防衛となるが、WBOでは王座陥落となる。
試合は1Rからサウスポーの谷口が右ジャブで牽制しつつ、ボディへ攻撃を集める。石澤は、頭を振りながら左ボディフック、右ストレートを見舞う。
中盤の6R、谷口が的確に左ボディ、顔面へストレートを打ち分けるなど、的確な打撃で、石澤に的を絞らせない。8Rには、勢いに乗る谷口が左ストレートのカウンターをヒットさせて会場を沸かせる。
9R、谷口が強烈な右アッパーを石澤のアゴにクリーンヒット。後退する石澤に左ストレートで追い討ちをかける。何とか耐える石澤は逆転を狙って右アッパーを出すが、10Rにも谷口の右アッパーを何度も被弾してしまう。
グローブを叩いて気合いを入れる石澤だが、11Rに谷口の渾身の左ボディフックを貰い失速。谷口が右ジャブで牽制した後、強烈な左フックをクリーンヒット。このパンチで石澤が立ったままふらついたところで、様子を見たレフェリーが試合をストップ。谷口が圧巻のTKO勝利で王座初防衛を達成した。
マイクを持った谷口は、計量オーバーした石澤に「これから罰も受けるし、反省したと思う。これからの彼を見ていただけたらと思います。失敗から何かがあると思うので、これからも頑張ってほしい」とエールを送る。
さらに「性格的に挑戦より防衛の方が性に合っていて、今回そのパフォーマンスが出せたかなと思っています。遠いところから来てくださった方に感謝したいです」とファンにメッセージを送った。
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