【HEAT】皇治がダウサコンに2-1の判定勝利
HEAT事務局
『HEAT50』
2022年5月7日(土)愛知・名古屋国際会議場 イベントホール
▼第12試合 HEAT KICK 61kg 3分3R
◯皇治(TEAM ONE)
判定2-1 ※30-29皇治、30-29ダウサコン、29-29マスト判定・皇治
●ダウサコン・BANG BANG GYM(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
※公式記録が当初の延長判定0-3(三者とも9-10ダウサコン)から変更
打たれても前へ出続ける根性ファイトとタフネスを武器に、これまでK-1、RIZINで活躍してきた皇治は、K-1参戦前の2013~14年はHEATに参戦していた。初代HEATライト級王者、2つ目のベルトであるISKA世界ライト級王座を獲得した時も、HEATでの試合だったこともあり、今回はHEATの50回記念で、皇治は「(HEATを主催する志村道場の)志村館長に恩返しをしたい」と、古巣のHEATへの参戦を決定した。
対するダウサコンは、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級3位の上位ランカーで、元WPMF世界スーパー・バンタム級王者。日本では小笠原瑛作やジャパンキックボクシング協会の馬渡亮太、K-1の玖村将史ら強豪選手と対戦したことがある。
皇治にRIZIN榊原社長から花束が贈呈される。会場に響き渡る皇治コール。
1R、プレッシャーをかけては左右フックの皇治。ダウサコンは右ミドルも、皇治はすかさず軸足に右ローを入れる。さらに前に出ては、左ボディを入れる皇治。
2R、ダウサコンはジャブから左右のロー、皇治が体勢を崩す。ダウサコンが得意のミドルを出すと、皇治はすかさず詰め上下のフック。さらに皇治はケージへ詰めては左フックを入れるが、ダウサコンの左も入る。
3R、ダウサコンは下がりながら、前蹴り、ミドル、ハイと距離を取った蹴りで攻める。皇治の左脇腹が赤く染まる。皇治はワンツーで攻めるも、懐には中々入れさせてもらえない。
ラスト1分、ついに接近戦につかまえた皇治は、ケージ際でショートフックに左ボディを入れるが、ダウサコンはしのぐ。最後は互いにパンチの応酬だ。
判定は、30-29皇治、30-29ダウサコン、29-29ドローと、三者三様のドロー。延長戦へ突入する。
延長R、皇治はワンツーから右ローを蹴りまくる。ダウサコンの左右ミドルにも構わず、前へ出てはパンチを放つ皇治。しかしダウサコンのカーフも入る。中盤はダウサコンも接近戦に出て、パンチ・ヒザを入れる。
ラスト1分、皇治の左ボディ、ヒザが入る。ダウサコンはパンチが途切れ、身体を預けてはヒザ蹴り一辺倒に。最後はまたも両者足を止めての打ち合い。
判定は3者とも10-9でダウサコンを支持、的確な蹴りを入れ続けたダウサコンが勝利した。
※HEAT事務局は試合の公式記録の変更のお知らせをリリース(5月14日付け)。判定2-1で皇治の勝利となった。
本試合は通常のHEAT KICK ルールではなく、HEAT KICK 特別ルール(首相撲・キャッチしてからの打撃は一切認められない。延長ラウンドは行われずマストシステムで判定が行われる)にて行われたため、HEAT事務局、審判団で協議した結果、延長Rの判定は無効、3Rまでのマストシステムで判定を行ったところ、30-29皇治、30-29ダウサコン、29-29マスト判定・皇治という結果になった。
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