【K-1】玖村将史、ムエタイ6冠王コンペットに僅差で敗れる
玖村がコンペットに僅差判定負けを喫した
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～よこはまつり～』
2022年9月11日（日）神奈川・横浜アリーナ
▼第16試合 -56kg契約/3分3R・延長1R
●玖村将史（K-1ジム五反田チームキングス）
判定1-2 ※30-29、29-30×2
◯コンペット・シットサラワットスア（Sitsarawatser Gym）
強烈なパンチを振るうコンペット
玖村は前Krushスーパー・バンタム級王者。今年2月のK-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントではKOを重ねるも準優勝。6月のTHE MATCHでは志朗からダウンを奪い勝利している。
対するコンペットは22歳ながら100戦無敗。ムエタイの2大殿堂の1つ、ルンピニースタジアムでの2階級制覇をはじめ、プロムエタイ協会王座獲得、テレビマッチとして知られるBBTVで3階級制覇した“天才”とも称される超強豪ムエタイ選手だ。
パンチで応戦する玖村
1R、玖村は開始からローをカーフに連打。圧力を受けたコンペットは顔色を変えず、右ローから右ストレートを伸ばす。スピードあふれる両者の緊迫した3分間がアッという間に終了。
2R、プレッシャーを受けるコンペットだが、的確な攻撃を返す。コンペットの蹴りに対して玖村はパンチで応戦。一進一退の攻防が続く。
トロフィーを持つコンペット
3R、時折、緊迫の相打ちを見せる両者。互角の撃ち合いだが、徐々にコンペットが好打を増やす展開。判定は一者が30-29（玖村）、二者が30-29（コンペット）を支持し、経験が上回ったコンペットが僅差の判定で勝利を掴んだ。
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