【ベラトール】“ヒョードル弟子”ネムコフがV4達成!元UFCロメロとの打撃戦で判定快勝
『Bellator 297』
6月16日(日本時間17日)米国イリノイ州シカゴ
▼ライトヘビー級世界タイトルマッチ
〇ワジム・ネムコフ(ロシア/王者)
判定3-0 ※三者とも49-46
●ヨエル・ロメロ(アメリカ/挑戦者)
※ネムコフが4度目の防衛に成功
ネムコフはRIZIN参戦経験もある皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルの弟子。20年にベラトール王座を戴冠、21年よりライトヘビー級WGPで優勝し3度の防衛に成功した。
対するロメロはシドニー五輪レスリングフリースタイル銀メダリスト。UFCで活躍した後にベラトールへ。現在2連勝と波に乗っている。
1R、ロー、ハイにバックスピンキックなど蹴りから入っていくネムコフ。遠い間合いの攻撃にロメロはなかなか入っていけないが、強烈なローでネムコフのバランスを崩す。リーチで勝るネムコフは長いワンツーを突き刺していく。
2R、タックルのフェイントも見せるロメロだが、手数が出ない。ネムコフはキックを中心にパンチも混ぜたコンビネーションで攻勢。ロメロのオーバーハンドをしっかりかわすネムコフは逆にパンチを当て、一方的な展開となる。
3R、ネムコフはジャブから右オーバーハンドをヒット。下がるロメロをケージに追い込むと左右のストレートで滅多打ち。ロメロはガードを固めてカウンターを狙うがほぼ防戦一方。
しかし、後半、ロメロはわざとふらつくような動き。そしてネムコフがパンチに来た瞬間、左フック。これが当たりネムコフは尻餅をつくが、すぐ立ち上がる。
4R、最初からフラフラとした足取りでネムコフの攻めを誘うロメロ。しかしネムコフは慎重にワンツーやボディを打つ。手数ではネムコフが圧倒も、ロメロは舌を出して効いてないとばかりのアピール。
5R、前に出て行くのはロメロ。距離を保ってジャブを突くネムコフは下がりつつワンツー、ハイキックを飛ばすがリスクを冒さず慎重な構え。
終盤ロメロが四つからテイクダウンに成功しサイドポジションを奪取するが、ネムコフは下から組み付いて防御に徹する。パウンドを狙うロメロだがネムコフは相手の股下に潜り込むようにしてパウンドを避け試合終了。
判定は3-0でネムコフ。終盤はトリッキーなロメロに押される場面もあったが、終始的確に打撃を当て続け、文句なしの判定勝利。4度目の防衛に成功した。
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