【K-1】松岡力、ダウンを奪い伝説ジョムトーンに勝利!
K-1実行委員会
『K-1 ReBIRTH2』
2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第5試合 スーパーファイト/ウェルター級/3分3R・延長1R
●ジョムトーン・ストライカージム(タイ/ストライカージム)
判定0-3 ※28-29×2、27-29
〇松岡 力(日本/K-1ジム五反田チームキングス)
ジョムトーンはラジャダムナンスタジアム4階級制覇のレジェンド。プロボクシングでも世界王座に挑戦経験がある。
22年9月にK-1初参戦し、2連続KO勝利も、今年3月和島大海にKO負け。しかし7月には寧仁太・アリに判定勝利し再起した。
対する松岡は21年4月にKrushウェルター級王座を獲得。同年9月のK-1ウェルター級王座決定トーナメントでは、準決勝で安保瑠輝也に敗れ3位となった。前戦は今年7月、寧仁太・アリに判定勝利した。
1R、オーソドックスの松岡にジョムトーンは距離を詰め、左ミドル、左ストレートの上下打ち、左フックと襲う。コーナー、ロープに詰められる松岡だが、右フックを振るって応戦。松岡はジョムトーンの蹴りをカットし打開を図るが、プレッシャーを跳ねのけられない。松岡が左フックを当てるが、ジョムトーンも左フックを当て返し初回終了。
2Rもジョムトーンは前に出て松岡をコーナーに詰める。左ストレート、左フックと当てるが、松岡も当て返す。ここで松岡の眉間にカットが見られ一時中断。再開すると、松岡は右ストレート、右フックと当てていく。体をフラつかせたジョムトーンに松岡はヒザから繋いだ右ストレートでダウンを奪う。
ジョムトーンが立ってきても松岡はさらに攻め、右フック。しかしジョムトーンもインファイトで応じてきて追撃させない。
3R、松岡は先手を取り、ローとストレート。ジョムトーンはしかしボディストレートとローで反撃。だが松岡は左右のフックでジョムトーンを下がらせる。逆にジョムトーンが前に来てもヒザを返し、ラウンド最後は両手を広げて「来い」とばかりに挑発する。
判定は29-28、29-28、29-27の3-0で松岡。レジェンド・ジョムトーンを降した。
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