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【RISE】”スペイン強豪”クリート、抜群の身体能力で完勝！GLORYランカーがダウン寸前に

2025/06/21（土）UP

クリートがブーラスを追い詰める

RISEクリエーション
『RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA』
2025年6月21日（土）神奈川・横浜BUNTAI

▼第9試合　GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT（-65kg）STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
●アユーブ・ブーラス（モロッコ/Sb gym/GLORYフェザー級8位）
判定0-3 ※28-29、27-30×2
〇アイトール・クリート（スペイン/Elite jt taldea）

　ブーラスはオランダを拠点とする団体、ENFUSIONの世界スーパーバンタム級王者。24年8月からGLORYに参戦し、初戦はベルジャン・ペポシに敗れたが、昨年12月にはアナス・アフミドゥシュ＝ファタに勝利を収めている。戦績は23勝（7KO）2敗と勝率は高い。

　対するクリートは24年11月の『Night Of Champions』のワンデートーナメントでレミー・パラに判定負けをしているが、は31勝4敗1分の戦績を残している。

　1R、クリートがサウスポー、お互いに思い切っての左右フック、ストレートを交錯させる。一気に飛び込むブーラスに対して、クリートもミドルを返す。

　2Rになると、クリートのミドルやヒザ蹴り、ブーラスのローがヒットする。一撃当たれば、KO決着が予感されるほど、パワフルなパンチを放つ両者。ブーラスは強烈な右フック、カーフキックまで繋ぐ。クリートはワンツーから左ヒザ蹴りで押し返す。

　3R、ブーラスは左右フックを振るうが、クリートは近距離でのヒザ蹴りで応戦、コンパクトな左ストレート、フックと随所でヒット数を増やす。ブーラスもパンチで出るが、クリートの強烈なミドル、前蹴りがボディへ決まる。クリートは最後まで攻め続け、強烈な左フックをクリーンヒット、ふらついたブーラスをパンチ連打でダウン寸前まで追い込んだ。

　ジャッジは3者ともクリートを支持、クリートが判定勝ちを収めた。解説席に座っていた、元K-1王者の久保優太は、クリートについて「かなり威力は凄かったので、KOを量産する選手になるんじゃないかな」と期待を寄せていた。

※全試合結果はこちら

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