TOP > 新着情報 > 試合結果個別

【ボクシング】23歳・高見亨介、KO勝利で世界王者に!パワフルな右で倒しレフェリーストップ、“複数階級制覇”への野望も=試合結果・速報

フォロー 友だち追加
2025/07/30(水)UP

高見がKO勝利で王座奪取

 7月30日、神奈川・横浜BUNTAIで開催された『U-NEXT BOXING.3』の[WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ]では、挑戦者で同級1位の高見亨介(23=帝拳)が、王者エリック・ロサ(25=ドミニカ共和国)に10R TKO勝利。ダウンを奪った後のレフェリーストップで、見事なKO戴冠を果たした。

【フォト】高見の右が炸裂でTKO!相手は脚がもつれ…

 王者ロサは、プロ4戦目の2021年にWBAミニマム級暫定世界王座を獲得。暫定ながら、ドミニカ共和国における世界王座獲得の最短記録を保持する。昨年12月にはWBA世界ライトフライ級王座を手にし、2階級制覇を達成。戦績は8勝無敗(2KO)で、今回は初防衛戦だった。

ロサが上下に打ち分ける

 挑戦者の高見は、今年4月に日本ライトフライ級王座を獲得。今回がプロ10戦目での世界初挑戦となる。戦績は9勝無敗(7KO)、KO率は約77%。8日の公開練習では、「6回あたりで仕留められれば」とKO勝利を宣言していた。

 試合序盤、サウスポーのロサが前に出て上下に打ち分け、巧みなボディワークで高見の攻撃をかわしていく。

 しかし2R後半から高見がギアを上げ、パワフルな左右フックと右ボディで徐々にペースを掌握。

 4Rには高見の右ストレートや左フックでロサの動きが鈍化。ロサも接近してボディを返すが、7Rには高見が右ボディを次々と効かせ、ロサは後退。手数も減っていった。

ロサは大きく足を使って離れる場面も

 8Rには高見の右がアゴにヒットし、ロサは動きを止め、中に入りづらそうに見える。9R終盤には、高見のボディがモロに入り、ロサは大きく足を使って逃げるように離れる場面も。

 そして迎えた10R、高見のボディでロサがくの字に。さらに試合で初めてクリンチを選択。

 残り40秒、高見の右フックが炸裂し、ロサがダウン!

 立ち上がったロサだったが、高見の猛攻に再びクリンチ。ロープ際で脚をもつれさせるように倒れたところで、レフェリーはダメージが深刻と判断し試合をストップ。TKOタイムは10R 2分48秒だった。

 高見は、23歳にしてプロ10戦目での世界王座奪取に成功した。

KO勝ちで王座戴冠となった高見

 宣言していたKO勝利での戴冠に「宣言してた6Rを超えたあたりに、判定でもいいんじゃないかとよぎったんですけど。10Rで仕留めきれて、正直びっくりして。練習頑張って良かったな、と自分を誇れた瞬間でした」と喜びを語った。

 今後については「今言うと、会長に“修羅の道を行け”と言われそうなので伏せておきます」としつつ、「複数階級という目標に向けては、しっかり進んでいけたら」と、複数階級制覇に向けての意欲も見せた。

※全試合結果はこちら

▶次ページは【フォト】高見の右が炸裂でTKO!相手は脚がもつれ…

  • 1
  • 2

●編集部オススメ

・【フォト】高見の右が炸裂でTKO!相手は脚がもつれ…

・【結果・速報中】寺地拳四朗vsサンドバル、比嘉大吾vsバルガス、高見亨介vsロサ他 ボクシング全試合=7.30

・【テレビ・配信】寺地拳四朗、比嘉大吾、高見亨介のトリプル世界戦|7月30日 何時から?

・ダウンを奪われるも逆転!梅澤丈が根性ファイトで、デビュー戦の磯部天翔に勝利

・長野じゅりあ、浜辺の“むっちりボディ”でハイキック!プロレス引退から1年3ヶ月

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

インスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

フォロー

LINEでeFight(イーファイト)格闘技情報を友だち追加しよう!

友だち追加
」をもっと見る
●新着情報

TOP > 新着情報 > 試合結果個別