【ボクシング】23歳・高見亨介、KO勝利で世界王者に!パワフルな右で倒しレフェリーストップ、“複数階級制覇”への野望も=試合結果・速報
7月30日、神奈川・横浜BUNTAIで開催された『U-NEXT BOXING.3』の[WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ]では、挑戦者で同級1位の高見亨介(23=帝拳)が、王者エリック・ロサ(25=ドミニカ共和国)に10R TKO勝利。ダウンを奪った後のレフェリーストップで、見事なKO戴冠を果たした。
王者ロサは、プロ4戦目の2021年にWBAミニマム級暫定世界王座を獲得。暫定ながら、ドミニカ共和国における世界王座獲得の最短記録を保持する。昨年12月にはWBA世界ライトフライ級王座を手にし、2階級制覇を達成。戦績は8勝無敗(2KO)で、今回は初防衛戦だった。
挑戦者の高見は、今年4月に日本ライトフライ級王座を獲得。今回がプロ10戦目での世界初挑戦となる。戦績は9勝無敗(7KO)、KO率は約77%。8日の公開練習では、「6回あたりで仕留められれば」とKO勝利を宣言していた。
試合序盤、サウスポーのロサが前に出て上下に打ち分け、巧みなボディワークで高見の攻撃をかわしていく。
しかし2R後半から高見がギアを上げ、パワフルな左右フックと右ボディで徐々にペースを掌握。
4Rには高見の右ストレートや左フックでロサの動きが鈍化。ロサも接近してボディを返すが、7Rには高見が右ボディを次々と効かせ、ロサは後退。手数も減っていった。
8Rには高見の右がアゴにヒットし、ロサは動きを止め、中に入りづらそうに見える。9R終盤には、高見のボディがモロに入り、ロサは大きく足を使って逃げるように離れる場面も。
そして迎えた10R、高見のボディでロサがくの字に。さらに試合で初めてクリンチを選択。
残り40秒、高見の右フックが炸裂し、ロサがダウン!
立ち上がったロサだったが、高見の猛攻に再びクリンチ。ロープ際で脚をもつれさせるように倒れたところで、レフェリーはダメージが深刻と判断し試合をストップ。TKOタイムは10R 2分48秒だった。
高見は、23歳にしてプロ10戦目での世界王座奪取に成功した。
宣言していたKO勝利での戴冠に「宣言してた6Rを超えたあたりに、判定でもいいんじゃないかとよぎったんですけど。10Rで仕留めきれて、正直びっくりして。練習頑張って良かったな、と自分を誇れた瞬間でした」と喜びを語った。
今後については「今言うと、会長に“修羅の道を行け”と言われそうなので伏せておきます」としつつ、「複数階級という目標に向けては、しっかり進んでいけたら」と、複数階級制覇に向けての意欲も見せた。
▶次ページは【フォト】高見の右が炸裂でTKO!相手は脚がもつれ…
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