【コラム】アリスター・オーフレイムと『七転び八起き』
K-1 WORLD GPのヘビー級王者で、総合格闘技でもDREAM、ストライクフォースのベルトを獲得し、現在UFCのヘビー級ランキング1位のアリスター・オーフレイムがUFC日本大会(9月23日)のゲストとして来日した。日本のリングスでデビューし、日本をこよなく愛するアリスターに話を聞いた。(文:稲垣 收)
■「日本のことわざ『七転び八起き』が俺を支えてくれた」
現在アリスターは、主にアメリカのニューメキシコ州アルバカーキにある「ジャクソンズMMA」で練習をしている。名将グレッグ・ジャクソンとマイク・ウィンクルジョンが率いるこの名門ジムには、元ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズや、ロンダ・ラウジーをKOした元女子バンタム級王者ホーリー・ホルム、“名勝負カウボーイ”ドナルド・セローニら、多くの強豪が所属している。
このジムに移籍してからアリスターの戦い方は、それまでと変わった。以前は試合開始直後からすぐにガンガン攻めて行ったが、試合全体を考えて戦うようになった。
「たしかにそうだね」とアリスターは言う。「プロとして格闘技を20年間戦ってきて、その中で数年ごとに俺はスタイルを変えてきたんだ。格闘家として成長し、勝ち続けるためには、それが必要なんだ。もしずっと同じ戦い方を同じパターンでやっていれば、いい結果を出すことなどできないからね。
つねに進化し、自分自身のファイト・スタイルを改善して行かなくてはならない。そうしてきたからこそ、俺は20年間プロとして格闘技をトップレベルで続けて来られたんだし、K-1やDREAM、ストライクフォースなどで王座を獲ることができたのさ」 ・・・
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