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第27回 1・4五味VS北岡、三崎VSサンチアゴを読み解く!の巻

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 最新の試合を題材に、打撃のスペシャリストである筆者が打撃技術を分析していく。その第 27回目は、2009年1月4日(日)さいたまスーパーアリーナで開催されるワールドビクトリーロード『戦極の乱2009』で行われる初代チャンピオン決 定戦、五味隆典(久我山ラスカル)VS北岡悟(パンクラスism)、三崎和雄(GRABAKA)VSジョルジ・サンチアゴ(ブラジル)戦力分析の豪華二本 立て!

■同じサウスポーの北岡には五味の左ストレートが見えにくい

 来る1月4日、戦極ライト級チャンピオンシップで対戦する五味と北岡だが、非常に対照的な戦力を擁する選手同士の試合であり、試合の構図としては打撃の五味VS寝技の北岡といったところか。

 五味の武器は言わずしれた左右のパンチ。特に左ストレートは一打必倒の威力を秘めており、幾多の日本人との試合でも効力を発揮している得意技だ。

 桜井“マッハ”速人戦では序盤、ロープ際での左ストレート一発であの桜井を効かせてその後の試合を優位に進めパウンドでKO勝ち。石田戦でも左ミドルを 捌いて左足の戻り際に合わせて踏み込んだ左ストレート一発で倒し、そこからのパウンドでKO勝ち。低空のタックルに長ける石田の抜群なテイクダウン力にど う対応するのか…と思われたが、蓋をあければ全くその隙さえも与えない独断場だった。

 一概には言えないかもしれないが次戦の北岡は体格や低空のタックルなど、やや石田に酷似している点が多く観られることも事実。

 その観点からだけで試合を予測するとなると ・・・

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吉鷹弘の「打撃」研究室 第27回 内容
■同じサウスポーの北岡には五味の左ストレートが見えにくい(前半)
※以下、会員の方のみご覧になれます。
■同じサウスポーの北岡には五味の左ストレートが見えにくい(後半)
■北岡はサークリングと左ストレートの合わせ技を使え!
■打撃専門の選手でも容易にできる技術ではないサンチアゴ
■三崎としてはサンチアゴのパンチの精度を落としたい

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