【RIZIN】山本美憂・聖子・KIDの父「アーセンは怯んだことがない」
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ヒクソン（左）とその息子クロン（パネルの人物）、山本ファミリーのゴッドファーザー郁榮氏（右）とアーセン（右から2人目）
12月29日（火）・31日（木）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』の記者会見が、11月8日（月）都内にて行われ、元女子レスリング世界王者・山本美憂の息子、山本アーセン（GSA）がMMA（総合格闘技）に初挑戦。ヒクソン･グレイシーの息子クロン･グレイシー（ブラジル）と対戦することが発表された。
会見に出席したアーセンの祖父で、コーチとして娘の山本美憂・聖子姉妹を世界王者へ導いた山本郁榮氏は、「アーセンの良さは怯まないこと。3歳の頃から世界チャンピオン（2013年世界カデット選手権グレコローマンスタイル69kg級優勝※カデット＝16・17歳）になるまで試合で怯んだことは一度もなく、力を出し切って日本、ヨーロッパ、世界のトップでやってきましたので、試合は手に汗を握る戦いになると思います。グレイシーファミリーも素晴らしいですが、山本ファミリーも世界チャンピオンをずっと育ててきましたので、その戦いを見ていただきたい」と挨拶。
同じく会見に出席したクロンの父ヒクソンは、「クロンとアーセン選手の試合は、未来のMMAを担うニュージェネレーション同士の試合となるでしょう。クロンはすでに強化キャンプに入っているので来日出来ませんでしたが、いいコンディションで100％の状態で日本に来ます。結果は神のみぞ知る。武運を祈りたい」と挨拶した。
クロンはビデオレターにて、「彼はとてもタフなレスラーだ。日本で有名な山本家で育っている。レスリング王者や打撃の得意なキッド選手（山本“KID”徳郁）がいて、彼は総合格闘家を目指す若くて才能溢れる期待の星だ。境遇が僕に似ている。大みそかには2人の戦士がリング上でぶつかり合い、その結果が出るだろう」とコメントを寄せた。
アーセンは9月頃にRIZINからオファーを受け、MMAプロデビューすることを決意。そこから練習を開始し、現在は同じ大みそかに魔裟斗とTBSの番組内で対戦するKIDとともにタイで強化キャンプを行っている真っ最中。
「打撃の練習は楽しい。ハマりました。タイでは叔父（KID）から打撃、柔術黒帯の先生に寝技を教わっています。20日に帰国してからはKRAZY BEEで練習します。クロンのデビュー戦の映像は見ました。寝技が凄いですね」とアーセン。KIDは今回のMMAデビュー戦を聞き、喜んでいたという。
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