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【RIZIN】山本美憂、リオ五輪に出られなかった悔しさからMMA転向

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2016/08/01(月)UP

9月にMMA(総合格闘技)デビュー戦が決定した山本美憂

 9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』の記者会見が8月1日(月)都内にて開かれ、女子レスリングの元世界王者・山本美憂のMMA(総合格闘技)デビュー戦が同大会で行われることが発表された。

 3日後の8月4日には42歳になる山本だが、拠点をカナダに移してカナダ国籍も取得。カナダ代表としてリオ五輪出場を目指して予選会の開催を待っていたが、山本の階級では予選会が行われずに代表が決まり、出場を断念せざるをえなかったという。

 会見に出席した山本は、「ロンドンからリオに向けての4年間、絶対に自分はオリンピックに出るんだと決めてガムシャラに頑張って来ましたが、残念ながらその夢はかないませんでした。でも、ここまで頑張ってきたのにこのまま辞めるのはもったいないと、自分の中で気持ちの整理がつきませんでした。そういう時に榊原さんからオファーをいただきまして。最初はまさか自分がリングに上がるなんてと思いましたが、考えている中でだんだんとこれは凄くいいチャンスだと出ることを決めました」と、リオ五輪出場がかなわなかったことが、MMA転向の決め手になったと説明した。

「父は、美憂にはずっと現役でいて欲しい、頑張れ、と応援してくれました。弟(山本“KID”徳郁)は、お姉ちゃんが打撃でパンチを喰らうことを考えると心配だったようで、グラップリング(組み技限定ルール)だけでいいんじゃないのと心配してくれましたが、私はどうせやるなら打撃ありの方がいいかなと思って。今は家族で毎日練習しています」と、山本一家全員が協力。

 本格的にMMAの練習を始めてから、まだ1週間経つか経たないかくらいだと言うが、KIDがコーチでチームメイトは息子の山本アーセン(昨年の大みそかにRIZINでMMAデビュー)、練習相手はKIDの妻、と家族一丸となってトレーニングをしているという。

 その状況について美憂は、「こんな幸せなことはないなと思って。私がオリンピックに行けなかったのは、これがあったから、こういういいことが先にあったからなんだなと思いました」と、幸せを感じているそうだ。

「リングの上で練習したことを出して、笑顔でリングを降りて家に帰れるように頑張ります」と、意気込みを語った。

●編集部オススメ記事
・山本美憂の息子がヒクソンの息子と激突
・息子のアーセンの記者会見に同席した美憂

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