【KNOCK OUT】小笠原「那須川天心が倒せなかった選手とやりたい」
4月1日(土)東京・大田区総合体育館で開催された『KNOCK OUT vol.2』の二夜明け記者会見が、3日(月)都内にて行われた。
小野寺力KNOCK OUTプロデューサーは「今回の集客は1回目、2回目と比べると落ちて1,700名でした。それは反省点ですが、選手たちが素晴らしい試合をやってくれて助けられました」と大会を総括。「不可思選手は前回同様、第1試合の大事な仕事をやってくれました。シーソーゲームで面白い試合でした。小笠原選手は相手が直前に変わって申し訳なかったですが、連続KO記録を更新してくれました」と語った。
しかし、WPMF日本スーパーライト級王者・不可思(クロスポイント吉祥寺)は、「内容は全然ダメでした。向こうの土俵で戦ってしまっていた。作戦はあったがずっと水落選手の打ち合いに乗って悪い流れで打ち合ってしまった。途中から少しずついなしながら戦い方を変えて修正出来たが、勝ちという結果だけが良かっただけで内容はダメでした」と自らにダメ出し。
次回6月17日(土)東京・TOKYO DOME CITY HALLで開催の『KNOCK OUT vol.3』では、ライト級に階級を下げて「KING OF KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメント」に参戦することが決まっている。4月大会では1回戦が1試合だけ行われ、共に優勝候補と呼ばれた森井洋介と宮越慶二郎が対戦し、森井が衝撃的なKOで準決勝へ進出した。
「減量は期間を長くして落とせば今のパフォーマンスを保ったまま出来ると思う。下の階級でそれが出来ればさらに自分のアドバンテージになり、いいパフォーマンスを見せられる」と、心配されていた減量にも自信がある様子。
そして、「(森井vs宮越は)見ていて試合として面白かった。2人は僕と反対ブロックで、勝った方が決勝に上がって来ると見ていました。宮越選手にああいう勝ち方をする森井選手は強いと思います。自分が決勝に上がって盛り上げるためにも次の1回戦で強さを見せないといけないと思いました。今回の森井選手を見て、優勝候補だと思っている人も多いでしょうが、僕がライト級トーナメントで優勝する自信は変わらずあります。6月の試合でそれを証明するしかない。森井と不可思、優勝するのはどっちなんだと思わせるような試合を見せます」と、森井に負けないインパクトを残すと誓った。
ビョン・ソンジ(韓国)をローキックで1Rで葬った小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)は、12月のvol.0、2月のvol.1に続いての3連続KO勝ち。
「急きょの変更だったので相手選手に感謝したい。ただ、自分とはレベルの差がある選手だった。しっかり3連続KO出来たのは嬉しいので次の試合の糧にしたい」と短く試合を振り返ると、「僕の階級で日本人選手を集めてトーナメントをやっても面白いと思うので、組んでくれたら盛り上げる自信があります。新日本キックの江幡選手、志朗選手とやってみたい。単純に関わってないので、やらないとどっちが強いか分からない。ファンの人たちも見たいと思う」と、55kg級トーナメントの開催を試合後に続いて提案した。
次回の対戦相手としては、「今回出来なかったオーストラリア人選手でもいいですが、外国人で(那須川)天心が倒せなかった選手がいると思うので、そういう選手とやって俺が倒したら天心戦に近付く。だから、そういう選手とやりたい」と、那須川天心が仕留めきれず判定決着となった外国人選手とやりたいとぶち上げた。
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