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【ベラトール】美しきファイターたちが初代女子フライ級王座懸け激突

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2017/09/26(火)UP

初代女子フライ級王座を争うマクファーレン(左)とダコーティ(右)

 4月末に元UFCトップファイターのヴァレリー・レターノーを含む、女子フライ級(125ポンド=約56.7kg)6選手との契約を一挙に発表したベラトール(正式名称はBellator MMA)が、同階級での王座創設を正式決定。

 11月3日(金・現地時間)アメリカ・ペンシルベニア州ユニバーシティパークのブライスジョーダンセンターで開催される『Bellator 186』にて、イリマレイ・マクファーレン(27=アメリカ)vsエミリー・ダコーティ(23=同)のベラトール女子フライ級初代王座決定戦を行うことを発表した。

昨年12月の初対決では、マクファーレン(左)がダコーティ(右)に判定勝ちしている

 ベラトールのスコット・コーカーCEOは昨年1月、女子フライ級と女子フェザー級(145ポンド=約65.8kg)の2階級で初代王座決定戦を行うことを明言していた。その言葉通り、まずは今年3月に女子フェザー級初代王座決定戦が行われ、ジュリア・バッドがマールス・クーネンを下して初代女王に輝いた。

 これに続いて王座創設が実現されることになった女子フライ級は、同プロモーションが以前から新たな才能の発掘と獲得に乗り出していた階級でもある。今回、タイトルマッチに臨むマクファーレンとダコーティも、その中で結果を残してきた選手たちだ。

新たなスター候補も続々と集まる女子フライ級。MMA初挑戦ながら、6月のニューヨーク大会をTKO勝ちで飾った元ボクシング2階級女王ハーディもその一人だ

 ハワイ系アメリカ人のマクファーレンは、レスリングをバックボーンに持ち、2015年1月にプロデビュー。同年8月のプロ2戦目からベラトールに出場し、現在までのMMA通算戦績は6戦全勝(KO・TKO勝ちが1回、一本勝ちが3回)と無敗を維持する。

 さらに、エキゾチックな雰囲気を醸し出すルックスも人気を呼び、現地メディアがベラトール女子のニュースターとして取り上げるなど、才色兼備なエースとして活躍。そして、マクファーレン自身も、以前からインタビューや試合後のマイクで、女子フライ級王座の創設をアピールしていた。

ヤンコヴァは母国ロシアでファッション誌やスポーツ広告のモデルとしても活動。MMA戦績は現在5戦全勝だ

 対するダコーティも、マクファーレンと同じくレスリング出身で、ベラトールにレギュラー出場を果たしている選手だ。2015年9月に他団体でプロデビューし、昨年7月のプロ4戦目からベラトールに参戦。アグレッシブなファイトスタイルを持ち味に、6勝2敗(KO・TKO勝ちは無し、一本勝ちが3回)のMMA通算戦績を収めてきた。

 そんなマクファーレンとダコーティは昨年12月、『Bellator 167』のメインカードで一度対戦している。両者はアグレッシブな攻防を繰り広げた末に、マクファーレンが判定3-0(30-27、29-28、29-28)で勝利した。

ケリー・メレンデスは昨年11月大会でMMAデビューし47秒TKO勝ち。試合後、夫ギルバート・メレンデスから祝福を受けた

 約1年ぶりの再戦で初代女王のベルトを巻くのは、無敗のマクファーレンか、それとも雪辱に燃えるダコーティか。

 この2選手の他にも、元ボクシングのWBC世界女子スーパーバンタム級&フェザー級王者の実績を持つヘザー・ハーディ(アメリカ)、元ストライクフォース・ライト級王者ギルバート・メレンデスの妻ケリー・メレンデス(アメリカ)、さらにロシアでムエタイとキックボクシングの女王に輝き、世界的ファッション誌「VOGUE」(ヴォーグ)で特集が組まれるなど、モデルとしても活動するアナスタシア・ヤンコヴァ(ロシア)らを擁するベラトール女子フライ級。新たなスター候補が続々と集まっているだけに、今後のさらなる展開も期待される。

PHOTOS(C)Bellator MMA

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